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2012年5月30日のアーカイブ
竹串の目的
- 2012年5月30日 11:45 AM
- 「かしこい家」の性能
以前も書いたことがあるのですが、再度登場です。
断熱材に突き刺さっているもの。
これは何か解るでしょうか。
見たとおり、竹串です。まんまですいません。
目的は、隣の断熱材との段差を無くす為です。
断熱材は、樹脂+モルタルで接着させるのですが、
その接着面の厚さは、微妙に変わっていきます。
何も考えずに貼っていくと、当然ながら凸凹になってしまうため、
隣の材料と出巾を揃える必要があります。
湿式外断熱発祥の地(?)アメリカでは専用の材料があるらしいですが、
日本では、どこでも安価に仕入れられる
「竹串」がベストです。
で、これって実は性能に直結しています。
ポイントは軽いという所。
外壁を塗りで仕上げる場合、問題になるのは「ひび割れ」です。
で、ひび割れ(クラックと言います)の原因は
「下地が動いた」
と言われるものがほとんど。
建築物は、多かれ少なかれ、動きます。
RCはそれほどでもないかも知れませんが、
木造や鉄骨は、風などの影響を受けて、結構動きます。
その揺れ、つまり「歪み」はどこに発生するかというと、下地の継ぎ目です。
「揺れ」による影響は、大きさと重さに比例して表れます。
下地が大きくて重ければ、その「継ぎ目」にかかる力も倍加するという訳。
CACICOの場合、下地は軽くて小さいです。
なおかつ馬目地と呼ばれる、目地が揃わない方法で貼っていきます。
継ぎ目が揃うと、歪みが集中しやすいからです。
こんな事が出来るのも、ひとえに竹串で調整できるほど下地が軽量だからです。
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