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穏やかに放熱したい

昨日は、YKK主催のAPWフォーラム高松に参加してきました。

APWと言うのは、YKKにおける樹脂サッシのブランド名。

ニューストピックとしては、

①ドレーキップと呼ばれる、内開き&内倒し窓が秋に発売

②大開口(2430×2430)の引き違いサッシが来春に発売

③玄関扉の高性能タイプを来春に発売

という感じです。

①はヨーロッパで多いタイプのサッシ。

日本ではエクセルシャノンさんのラインナップにありますね。

長所は、

気密確保に有利、通風時(キップ時)の安全性が高い、窓の掃除が簡単

短所は、

カーテンやロールスクリーン等のウィンドウトリートメントとの相性が良くない。

という感じでしょうか。

②は営業的配慮ですね。大開口=明るい家は、皆さん好きですから。

③はとても良い話。

日本のサッシメーカーは昨年以降、性能競争を始めていて、性能はドンドンと上がっています。

ですが玄関扉は置き去りだったんですね。

そこに力を入れるという話なので、これは朗報です。

さて、フォーラム後半は、東大大学院准教授の前 真之先生の講演です。

観客の受けを考えながらのプレゼンスタイルは、とても楽しめました。

その中で一つだけ取り上げます。

それがタイトルの「穏やかに放熱したい」です。

何かと言いますと、人間が生きていると言うことは、発熱していると同義語。

人間一人あたり100Wの電球と同等の熱を・・・と良く言いますが、その事。

で人にとって快適な環境(質の高い温熱環境)とは、人が「穏やかに放熱」できる環境を指す。

この表現はナルホドなぁと思いました。

いきなり脱線して恐縮ですが、最近ビデオで、「るろうに剣心」という実写映画を観ました。

敵役の志々雄 真実(ししお まこと)は、全身火傷が原因で体の熱が放出できず、人体発火する。

という設定だったのですが、なかなか科学的(?)な設定だったんですね。

映画に関してですが、殺陣は良かったですねぇ・・・

話を戻します。

「穏やかに」と言うのがポイント。

寒い、と言うのは、急速に放熱させられている状態

暑い、と言うのは、放熱を大きく遮られている状態

と言い変えれます。

この「穏やかに」を達成しようとしたら、

空気温度もそうですが、建物内部の表面温度も大きく関係します。

室温が快適でも窓が寒いとダメ。

理想的には、室温と壁・床・天井・窓の温度差がほとんど無いのが良いです。

で、その理想に近づくためには、一番断熱性能が低い窓をどうにかしないといけない。

窓の性能を上げる事によって、

人が穏やかに放熱できる環境に近づけますよ。

という流れでした。

このフォーラム、参加しているのは全員建築関係者。

皆さんの心に何処まで届いたのか気になるところです。

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