- 2015年4月7日 11:55 PM
- デシカ日記
デシカのフィルターをPM2.5対応品に交換しました。
因みに知識不足だったのですが、PM2.5対応品というのは、ちゃんと規格がありました。
PM2.5の定義
大気中に浮遊する微粒子の中で、2.5μm以下のもの
PM2.5対応品の定義
日本電気工業界・自主規格
0.1~2.5μmの微小粒子状物質を、32m3(8畳)の密閉空間で、99%除去する時間が90分以内である事。
フィルター単体の性能ではなく、実際の動作環境で設定している所が良いですね。
中国のPM2.5や花粉症などで、日本でも空気清浄機の需要は増えています。
なので住宅建設を考える方で、ぜひ考慮して欲しいのが
24時間換気を空気清浄機にする事です。
何故か、
単独の空気清浄機は、部屋中の空気を引き摺り込む必要があります。
例えば8畳の空間だとすれば、対角線の長さは5メートルを超えます。
つまり、5メートル先の静止している空気を取り込めるほどの風量が必要なのですから、並大抵ではありません。
そのパワーと音は電気屋さんで体感出来ますので、興味がある方は是非・・・
ちょっと話がそれますが、上記理由で局所式の熱交換換気扇を信用していません。
熱交換換気扇には、局所用と言って各部屋に壁付けするタイプがあります。
この機械のファンは、空気清浄機のファンより小さくて、かつ能力も低いです。
部屋の空気を入れ換えるためには、空気清浄機と同様5メートル先の空気を取り込む必要があるはず。
空気清浄機の縛りは90分。住宅の換気扇は120分。という違いはありますが、
5メートル以上という距離は変わらないので、
どう考えても、あの小さい機械一台で部屋全体の換気が出来ているとは思えません。
ですのでまっとうな換気装置は、給気と排気が分かれているダクトタイプだけだとCACICOは考えます。
給気と排気が部屋の両端にあって、初めて弱い風量でも換気が出来るのです。
話を戻します。
日本の空気清浄機が日本電気工業会の規格に合格しているのは、その強大なファンで達成している訳。
その努力は認めますが、
これから家を建てる方は、24時間換気装置が必ず付いてくるので、そこにフィルターを付ける方が確実。
そうすれば、ほぼ音と風を感じない風量で、家中すべての空気を綺麗に出来るのです。
その為の条件を上げておきます。
①換気装置は、ダクト式の一種換気。
②メーカーが、PM2.5対応のフィルターを出している。
③フィルター交換が簡単に行える仕様。
これが満たされれば、家中まとめて空気清浄が出来ます。
さて、デシカのフィルターを交換してから何か変わったか?ですが、
少なくとも、日々のクイックルワイパーが獲得するゴミの量は変わってない気がします。
こちらは、もう少し様子を見てみたいと思います。