CACICOブログ HOME > 「かしこい家」の性能 > ②気密の確保 ~気密の定義

②気密の確保 ~気密の定義

「住宅を快適にするコストのかけ方」を順を追ってご説明しています。

前回ようやく①足下の断熱強化が終わりました。

コストをかける順の二番目は「気密の確保」です。

高気密住宅と言うのは、一時期「ペットボトル住宅」などと揶揄され、

「息苦しい」とか「人工的」などのイメージを吹聴されたものです。

今でも、「気密は必要でない」という建築屋さんは多いです。(大部分?)

これは、「気密」に関して、自社がどのような住宅を造っているかの認識が無いためです。

まず現状把握。

家造りを応援する情報サイト様からの転載です。

 

個人としては、C値は1を切るべきだと思いますが、問題はそこではありません。

一般的な住宅の数値です。

一般の住宅というのは、気密という意味で、どのように定義すべきか?

前述の「人工的」と差別化するため、「自然」を取り込む風の表現が多いです。

では、現実としてはどうでしょうか。

家全体で「36㎝の正方形」の隙間という所に着目してください。

40坪の住宅における隙間の合計が、36センチ角。

というのは、1坪あたりに換算すると、5.7センチ角の隙間です。

つまり6畳(3坪)の部屋においては、約10センチ角。

このサイズの隙間で「自然を取り入れる事」ができるしょうか?

隙間は、室内側から見れば、内壁や取付部材で隠蔽されています。

なおかつ「配管貫通部」、「サッシ取付部」、「壁と屋根の取り合い」、「体力面材の隙間」

等にバラバラと発生している。

どう考えても室内換気の役には立たないです。

結論として

「高気密は必要ない」と言っている「普通の住宅」は、気密という意味では

「造り手も知らない場所に、自然換気にとって有効ではない隙間が、あちこちある家」

と定義できると思います。

コメント:0

コメントフォーム
入力した情報を記憶する

トラックバック:0

この記事のトラックバック URL
http://www.cacico.co.jp/blog/wp-trackback.php?p=6695
トラックバックの送信元リスト
②気密の確保 ~気密の定義 - CACICOブログ より

ホーム > 「かしこい家」の性能 > ②気密の確保 ~気密の定義

検索
Feeds
Meta

ページの上部に戻る