- 2013年8月30日 11:36 AM
- 「かしこい家」の性能
「住宅を快適にするコストのかけ方」を順を追ってご説明しています。
前回ようやく①足下の断熱強化が終わりました。
コストをかける順の二番目は「気密の確保」です。
高気密住宅と言うのは、一時期「ペットボトル住宅」などと揶揄され、
「息苦しい」とか「人工的」などのイメージを吹聴されたものです。
今でも、「気密は必要でない」という建築屋さんは多いです。(大部分?)
これは、「気密」に関して、自社がどのような住宅を造っているかの認識が無いためです。
まず現状把握。
家造りを応援する情報サイト様からの転載です。
個人としては、C値は1を切るべきだと思いますが、問題はそこではありません。
一般的な住宅の数値です。
一般の住宅というのは、気密という意味で、どのように定義すべきか?
前述の「人工的」と差別化するため、「自然」を取り込む風の表現が多いです。
では、現実としてはどうでしょうか。
家全体で「36㎝の正方形」の隙間という所に着目してください。
40坪の住宅における隙間の合計が、36センチ角。
というのは、1坪あたりに換算すると、5.7センチ角の隙間です。
つまり6畳(3坪)の部屋においては、約10センチ角。
このサイズの隙間で「自然を取り入れる事」ができるしょうか?
隙間は、室内側から見れば、内壁や取付部材で隠蔽されています。
なおかつ「配管貫通部」、「サッシ取付部」、「壁と屋根の取り合い」、「体力面材の隙間」
等にバラバラと発生している。
どう考えても室内換気の役には立たないです。
結論として
「高気密は必要ない」と言っている「普通の住宅」は、気密という意味では
「造り手も知らない場所に、自然換気にとって有効ではない隙間が、あちこちある家」
と定義できると思います。
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