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格付けを考える 住宅編

以前、国の格付けってなんか変?というブログを書きました。

で、今回は住宅ネタで格付けを考えます。

もう、大分前な感じですが「サブプライムローン問題」。ってありました。覚えていますか?

これ、「サブプライムローン」が悪いのではありません。

アメリカでは、

プライムローン      プライムとは、優良という意味。別名A型ローンとも言う。

オルトAローン       オルタナティブの省略でオルト。Aはプライムローン。つまりプライムに準じたローンという意味。

サブプライムローン   サブは「下位」という意味。つまり優良顧客では無い人向けのローン。

という風に、借り主の信用度によって、ローンのシステム(金利)が変わります。

 

サブプライムローンとは、顧客の信頼度が低いので、金利を高く設定したローンです。

当然、焦げ付く(ローン破産)リスクは高いですが、言ってみれば、それだけの話です。

銀行が、自身の経営判断で「貸すか貸さないか」を決めれば良いだけなので、

「破産」の確率が高い事は、織り込み済みなのです。

問題なのはサブプライムローンという「証券」を、

銀行が自分で管理せずに、他社に売り払った事が問題でした。

しかもその証券は、そのままだと高リスク。つまり価値の低い商品なので、高値が付かない。

そこで、いろんな証券とまぜこぜにして、価値を高く見せて売り払ったのです。

これに荷担したのが、「格付会社」というわけです。

もう一度まとめると、

①銀行が自身の責任で、サブプライムローンを組む事は、問題ではなかった。

→なぜなら、回収できるかどうかと、金利をバランスさせれば良いだけなので・・・

②銀行は、「リスクの高いローン」という債券を売り払う手法を見つけた。 「証券化商品」

それが、モラルハザードの始まり。

自身が最後まで管理するのであれば、あまりにリスクが高いローンは組むはずがない。

ただし、その権利を他者に高値で売り払えるのであれば、その限りでは無い。

銀行はローンを売り払うのが前提で、回収の見込みの無いローンを大量に創り出した。

リスクの低いローン債権は、リスクの少ない債券と混ぜ合わす事によって、

「格付会社」から、高い格付けをもらえた。

難しい事はさっぱり分からないが、これを「金融工学」というらしい。

そのリスクの高いローンが紛れ込んだ「金融商品」が、

世界中の投資家に、高い格付けの商品として大量に売買された。

そんな話です。

で、格付けに戻ります。

さっきの「証券化商品」の価格を決めるのが、格付けです。

いろんな債券が混じっているので、買う方は値段が解らない。

(そんなものを売るな!!という気もしますが)

抱き合わせ商法の念の入ったやつ。というのがイメージでしょうか。

条件が良かろうが悪かろうが、一対一の話であれば(当事者が納得すれば)何の問題も無いはず。

住宅ローンという観点で観れば、格付会社は、不良債権を大量に作り出す共犯者だと言えるでしょう。

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