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デシカの見える化

デシカは熱交換しません。

ですが、熱交換しないから外気温がそのまま入ってくる。

と言う訳でもないのです。

小難しい理屈なので文系脳では理解できなかったのですが、

デシカ素子が動いている間は、それなりに温度が上がります。

と言っても、熱交換率80とか90%と比べると力不足のようです。

IR_0032

これは壁付けのデシカ給気口(デシカ→室内)近辺を写したもの。

一般的には、天井付けにする事が多い給気口ですが、

CACICOは壁付けの方が有利だと考えています。

(配管スペースの関係で出来ない事が多いですけどね)

実際はこんな感じです。

IMG_5522_DxO

壁付けを選ぶ理由はその「距離」にあります。

真下に吹き下ろすと2m40㎝(天井の高さ)で床に達しますが、

横に吹き出すと、床に達するまでの距離を稼げます。

重力に逆らうために、風速も落とせますしね。

改めてサーモグラフィの解説を

上部の温度が低くなっているのは、ガラリのルーバーが上向きだから。

風が上向きに吹き出している証拠ですね。

壁の表面温度は24℃。

一方デシカの給気は20℃なので、室内より重い空気。

つまり上向きに吹き出しても、長い放物線を描いて、

室温と混じりながらゆっくりと落下していくのです。

床面に冷気(?)が偏らないようにする、ちょっとした工夫です。

 

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