- 2016年2月3日 5:06 PM
- 「かしこい家」の性能
LIXILが、5層構造の高性能サッシを出しました。
レガリスと言うそうです。
現場を知る者としては、「重いのでは」という懸念があったのですが、
リンク先のニュースリリースにもあるとおり、
内部のガラスを軽量化して、トリプルガラス同等の重量
で留めているそうで、すごいです。
さて、このニュースが出た時は、
やはり日本人、4枚は縁起が悪いから避けたんだなぁ。
などという、気合いの薄い感想しかなかったのですが、
よく考えてみると、巧妙な罠が潜んでいるかもと思い始めました。
サッシの進化をおさらいします。
①アルミ+シングル
②アルミ樹脂複合+ペア
③樹脂+ペア
④樹脂+トリプル
という感じで高性能化してきました。
窓は、サッシ枠とガラスの組み合わせで性能が決まるのです。
現状として、「アルミ+シングル」は住宅用としてはありませんので、
②、③、④からの選択となります。
現実として多いのは、アルミ樹脂複合+ペアの組み合わせなんですね。
何でかと言うと、素直にコスト。
・・・と思っていたのですが、実はそれ以前に
サッシ枠の性能差が分かりづらいから、という理由に気づきました。
アルミ樹脂複合と樹脂の性能差って、ピンとこないと思うのですよ。
なのでペアかトリプルと言う選択になった場合、
トリプルまではちょっと、という訳でペアを選択し、
その後は(どうせたいして変わらないから)安い方でいいや。
というザックリとした選択がされている気がするのです。
そんなところに五層構造ガラスの登場です。
何と呼べば良いのですかね、クインテット(5人組)ガラス?
ここでハッキリとしたヒエラルキーができるのです。
松 クインテットガラス(5)
竹 トリプルガラス(3)
梅 ペアガラス(2)
サッシ枠の性能差と違って、誰が見ても一目瞭然。
中庸好きな日本人としては、松は無理だけど梅ではなぁ。
という訳で竹を選ぶ。
レガリスは、ほんの少し前まで最高ランクであったトリプルを普通クラスにたたき落としたのですが、
これがトリプルガラスの拡販を見越してのたくらみであったら・・・
LIXIL、侮れないかも。
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