- 2016年1月5日 6:00 AM
- 「かしこい家」の性能 | デシカ日記
今までの2編を読まれた奇特な方はお気づきだと思いますが、
省エネと一番相性の悪い季節が梅雨です。
何せ、温度は快適で湿度が高い。
必要なのは、除湿する為のエネルギーです。
机上の話としては「除湿負荷」と言うのですが、
現実的な対応が余りありません。
除湿専用機、エアコン除湿等が考えられますが、部屋ではなく建物全体を考えると
ちょっと気が遠くなりますね。
結局、現代において省エネで快適と言うのは、
温度という側面だけからみた尺度である事が分かります。
無断熱・低断熱住宅が、暑い、寒い・湿潤、乾燥の全てを、住む人任せの住宅
とすれば、
省エネ住宅は、湿潤、乾燥が、住む人任せの住宅
と言うのは言い過ぎでしょうか?
CACICO的には、
人間に快適な「温度と湿度」を数値で明記し、
それを再現できる設備を構築する。
省エネは、そこから始まると思うのですが、
何かフライングで物事が動いている気がしてなりません。
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