- 2015年12月17日 9:50 AM
- 「かしこい家」の性能
家の性能によらず、室内でもっとも冷たいところは何処でしようか?
あっ、冷蔵庫の中は無しですからね。
それは玄関の土間です。(CACICO想像)
理由は、
①家の中で一番低い場所
②大きな開口、つまり玄関ドアがある
③コンクリート下地+タイル
④居室じゃないので真面目に考えない
と言うところですかね。
快適空間の達成には、建物内の温度ムラを減らす必要があります。
ですが、暖かい空気は上昇する訳ですから、どうしても上下階の温度差は発生します。
その時に一番低い位置が玄関土間です。つまり①
建物の高断熱化を進めれば、上下階の温度差は緩和の方向に向かいますが、
それでも温度差は発生します。
しかも人間は勝手なモノで、1℃温度差があると暑い寒いを感じます。
仕上げ材(壁・床・天井)の中で、床は唯一直接触れる場所というのも影響しているでしょう。
なので旧来は床暖房、最近では床下エアコンなどが登場するのです。
床下エアコンは、日経ホームビルダーの最新刊(11月号)でも大特集されていました。
話が逸れましたね。
②も結構重要です。
冬に窓を開けない人は多いでしょうが、玄関ドアを開閉せずには生活できません。
なので熱のロスは、玄関ドアに集中するのですね。
その上、壁面積と開口部(玄関ドア)のバランスでは、他の部屋と比べて
開口部の割合が大きいため、断熱的にも不利。
しかもその開口部は、ほぼ日射取得が期待できないというおまけ付きです。
③の床がコンクリート下地と言うのも実は大事(オオゴト)。
玄関の床周りは、どんな工法でも断熱しづらいのですが、
特に、うどん県でも大多数を占める従来式の床断熱工法では、
大きな断熱欠損部位になっていることがほとんど。
④に絡みますが、玄関は外履きなので、室内では無いと考えているのかも知れませんね。
と、大きく風呂敷を広げてみました。畳むのは次回にします。
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