- 2015年10月16日 11:55 PM
- 「かしこい家」の性能 | デシカ日記
秋は高断熱住宅の苦手な季節だと思います。
今年のうどん県で言うと、10月初旬前後でしょうか。
(CACICO感覚)
なぜ苦手かというと、結構な日射が入ってくるから。
太陽の高さ(南中高度)がもっとも高いのは夏至(今年は6/22)。
でもって一番低いのが冬至(今年は12/22)
中間に当たる秋分は9月23日だから、10月は庇の効力が結構失われているのです。
もちろん、寒い時期には窓からの日射取得はとても有用。
なので、
暑い時期は庇で遮熱、寒い時期は日射取得
が大原則なのですが、端境期はどうなのか・・・
「まだ日射が要らないのに、日差しが入ってくる」
と言う事が起きます。
その季節が秋なのです。
例えば写真は10月11日。最高気温22℃、最低気温17℃
腰高の窓+庇有りなのに、縦型ブラインドに結構日があたっています。
Low-Eガラス越しでも、熱量は馬鹿になりません。
なので、ブラインド等は必須。
写真はニチベイの遮熱タイプなのですが充分役に立っています。
10月に入ると、いくら南窓といっても庇だけで日射遮蔽する事は不可能。
当然ですが、年によって気候も変わるため、
日射を微調整できる仕掛けは欠かせませんね。
- 新しい: ディカプリオとVW
- 古い: イクラと鮭とアボカドと