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日射の端境期

秋は高断熱住宅の苦手な季節だと思います。

今年のうどん県で言うと、10月初旬前後でしょうか。

(CACICO感覚)

なぜ苦手かというと、結構な日射が入ってくるから。

太陽の高さ(南中高度)がもっとも高いのは夏至(今年は6/22)。

でもって一番低いのが冬至(今年は12/22)

中間に当たる秋分は9月23日だから、10月は庇の効力が結構失われているのです。

もちろん、寒い時期には窓からの日射取得はとても有用。

なので、

暑い時期は庇で遮熱、寒い時期は日射取得

が大原則なのですが、端境期はどうなのか・・・

「まだ日射が要らないのに、日差しが入ってくる」

と言う事が起きます。

その季節が秋なのです。

例えば写真は10月11日。最高気温22℃、最低気温17℃

腰高の窓+庇有りなのに、縦型ブラインドに結構日があたっています。

Low-Eガラス越しでも、熱量は馬鹿になりません。

なので、ブラインド等は必須。

写真はニチベイの遮熱タイプなのですが充分役に立っています。

10月に入ると、いくら南窓といっても庇だけで日射遮蔽する事は不可能。

当然ですが、年によって気候も変わるため、

日射を微調整できる仕掛けは欠かせませんね。

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