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VWの排ガス詐欺

直近の自動車ニュースと言えばこれですね。

ドイツVW、米排気ガス検査での不正認める。 制裁金は2.1兆円か

VWとアウディ部門のディーゼルエンジン車は、当局による検査の時だけ排気ガスをコントロールする機能がフル稼働するソフトウエアを搭載して販売されていた。米環境保護局(EPA)によると、通常走行時の排気ガスは基準の10-40倍に達する。

簡単に言うと、これだけです。

日本でディーゼルと言えば、トラックに代表される黒い煤煙でした。

で、排ガス規制は大きく分けて2つ。

NOx(窒素酸化物)とPM(粒子状物質)の規制です。

PMとは、以前話題となったPM2.5のPM。

排ガスのPMは粒子が大きく分かりやすいですが、NOxは目に見えないため分かりづらい。

今回VWが「不正」したのは、このNOx部分。

因みにNOxは、大気汚染の原因とともに、温室効果ガスでもあります。


ディーゼルエンジンの排ガス規制は国によって違います。

NOxだけの数値を上げると

アメリカ2007    0.044  

日本2009      0.08

ヨーロッパ2009   0.18

初期エントリーでは、数値を間違っていたので9/26に訂正しました。

何故かアメリカだけぶっちぎりで厳しいのですね。

逆にディーゼルメインのヨーロッパは、先進国では一番緩い。

 

日本で自家用車のディーゼルエンジンと言えば、MAZDAのクリーンディーゼルです。

そのMAZDAでさえ、基準がクリアできずにアメリカでは販売できていないのが現実。

だけど一番緩い基準でしかないヨーロッパのメーカーであるVWが低価格で販売できている。

これは結構、謎だったのですが、

あっさりと解決しました。

検査の時だけ排気ガスをコントロールするプログラムを特装していた。

そんな事が出来るのなら、普段でも動かせば・・・と思うところですが、

そうすると燃費がとても悪くなるそうです。

一方、正攻法、つまり物量作戦だとコストがかかりすぎるため、
 
プログラムを誤魔化す事を思いついたようです。
 
(詳細は出ていませんが、違法行為自体はメーカーも認めています)

 

これだけならば1メーカーの話だったのですが、

遡る事1年前、こんな記事がありました。

国際クリーン交通委員会(ICCT)が行った調査で、

ヨーロッパ車12台、アメリカ車3台を調査したところ、

ヨーロッパ基準もクリアされていない事が判明したそうです。

つまり欧米のメーカーは全滅。

VWは来年度には日本でディーゼル車を発売する。

って言ってましたが、どうなりますかね。

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