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2014年3月13日のアーカイブ
CACICOの対応
- 2014年3月13日 7:57 PM
- 「かしこい家」の性能
一月ほど前に、ビルの漏水対応は、とても大変。
という話をしました。
でもって、CACICOはどうするのか!! とネタを振ってそれっきり m(_ _)m
さて、どうするのか?ですが、やはり全面防水が必要です。
CACICOは木造住宅で、やっているぐらいですので、鉄筋コンクリートでも問題なしです。
で実は、日本メーカーもその辺りを模索しているようです。
例えば関西ペイントさんの新商品があります。
「大規模修繕工事新聞」へのリンクです。
タイトルを転載します。
塗料による外壁クラック補修工法『アレスクラックホルダー』
いや、この新聞の名前がすごいなぁ、と思って取り上げました。
他に理由はありません。
これ、当然ながら、一般紙ではありません。
発行元によると
首都圏の主要マンション管理組合に7,500部直送/
マンションの適正な管理のための管理組合向け月刊フリーペーパー
でそうで、販売すらしていないそうです。
マンションの改修と言ったら、すごい費用が発生しますからね・・・
話が脱線しました。
この商品の説明をメーカーから引っ張ってきました。
同品は、マンションなどの建物改修時に使用する下地調整材で、
ローラー及び刷毛で手軽に施工できるのが特長。高弾性(破断伸張度250%超)を有する他、
追従性、基材への付着性を付与したことで、仕上げ面の割れ発生を抑制する。
クラック表層に弾性防水層(ブリッジ)を構築することで防水効果を発揮する。
表現をぼやかしていますが「全面防水して仕上げ材を塗りましょうよ」と言っているような気がします。
この考えは、CACICOとしても同感です。
コンクリートには吸水性があるため、例え漏水に直結しなくても、性能劣化は進みます。
なので、鉄筋コンクリートは一度全面防水してから、仕上げ工事。
というのが、長持ちの秘訣だと思います。
先ほどのフリーペーパーのタイトルにもなっている「大規模修繕」ですが、
マンションでは、長期修繕計画に基づいて必ず行われます。
外壁や屋上の補修が中心で、期間は第1回目が20年後ぐらいに設定されます。
その後も定期的に行うモノですが、一度全面防水をすれば、その後の劣化速度を大幅に遅らせることができます。
もちろん、建てた当初からしているのが理想なのですが、後からでも遅くはありません。
「全面防水」が大規模修繕のスタンダードになって欲しいものです。
あっ、欲を言えば、外断熱も追加できれば完璧なんですけどね。
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