- 2015年7月1日 9:17 AM
- デシカ日記
絶対湿度8gの世界をご紹介します。
18℃ 62%
20℃ 55%
22℃ 49%
24℃ 43%
26℃ 38%
28℃ 34%
30℃ 30%
絶対湿度が8g時の温度と相対湿度をまとめてみました。
なかなか快適な環境だと思いませんか?
18℃時の湿度が高い気もしますが、
快適温度が20℃~28℃としたら、相対湿度は全く問題無し。
30℃の30%って、カラッとしたハワイ的な気候かも知れません。
相対湿度で快適を語りがちですが、
煎じ詰めると絶対湿度の問題である事が良く解ります。
さて、湿度と温度のことで面白いこと気づきました。
それはコントロールのしやすさが温度と湿度では変わること。
湿度コントロール
建物性能に早い段階で比例しなくなる。
室温コントロール
建物性能に比例して、どんどんと簡単になる。
という違いがあるのです。
湿度コントロールには、絶対的な必要条件があります。
それは
結露しずらい玄関扉と窓。
高気密。
この2つが担保されないと、湿度コントロール自体がとても難しい。
ですが逆を言えばこの2点だけでOKとも言えます。
この後どんなに断熱・遮熱を積み上げても、
湿度コントロールが簡単になったりはしません。
一方、温度コントロールは違います。
湿度のような必要条件はありません。
建物性能が低くても、「力業」でコントロールが可能。
(快適かどうかは別ですが)
その上で、
壁・床・屋根も含めたトータルの断熱性能。
夏場の直接・間接(照り返し)の日射遮蔽。
この2つの性能が上がれば上がるほど、
比例して温度コントロールがし易くなるのです。
温度と湿度を制御する時は、それぞれの特性を考慮する必要がありますね。
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