- 2015年3月18日 11:55 PM
- デシカ日記
虫干し
と言う言葉をお聞きになった事があると思います。
では行っている人は、どれくらいいるでしょうか?
自分もしていないですし、
たぶん多くの方がされていないように思います。
虫干しが必要とされているモノは
服や書籍、後持っていたらですが、掛け軸等のお宝(文化財)かですね。
コトバンクから引っ張ってみます。
衣類,書籍,調度などを箱から取出し,日光に当て,風を通して湿りけやかび,虫の害を防ぐこと。日本で古くから行われている作業で,6~7月のつゆ明けの天気のよい日に行うが,11月~2月頃の乾燥期にもう一度虫干しをするのがよいとされている。
この作業、完全に過去のモノ?
と聞かれたら、YESとは言いづらいです。
以前、親の自宅を片付けた経験があるのですが、
押し入れの奥に、きっちりとパッキングされていた布関係は、ほとんど使い物にならなかったのです。
時代もあるでしょうが、タオルとか全滅でしたね。
なぜ、こんな事が起きるのか?
原因は、コトバンクにも書いているとおり
「湿りけやかび、虫の害」
なんですね。
で、それを現在の家であれば、防ぐ事が可能なのか?
と問われると、多くの家で難しいでしょう。
じゃあ、何故虫干しという習慣が無くなったのかというと、
住環境が(少し)改善した事以上に、
「クリーニング店」や「防虫剤」等の外的変化の方が大きい気がします。
つまり、対処療法が発達したと。
抜本的に改善しようと思えば、「湿度」をコントロールするしかないのですが、
これがとても大変。
次回は、湿度コントロールの大変さを考えてみます。
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