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虫干しが無くなる日

虫干し

と言う言葉をお聞きになった事があると思います。

では行っている人は、どれくらいいるでしょうか?

自分もしていないですし、

たぶん多くの方がされていないように思います。

虫干しが必要とされているモノは

服や書籍、後持っていたらですが、掛け軸等のお宝(文化財)かですね。

コトバンクから引っ張ってみます。

衣類,書籍,調度などを箱から取出し,日光に当て,風を通して湿りけやかび,虫の害を防ぐこと。日本で古くから行われている作業で,6~7月のつゆ明けの天気のよい日に行うが,11月~2月頃の乾燥期にもう一度虫干しをするのがよいとされている。

この作業、完全に過去のモノ?

と聞かれたら、YESとは言いづらいです。

以前、親の自宅を片付けた経験があるのですが、

押し入れの奥に、きっちりとパッキングされていた布関係は、ほとんど使い物にならなかったのです。

時代もあるでしょうが、タオルとか全滅でしたね。

なぜ、こんな事が起きるのか?

原因は、コトバンクにも書いているとおり

「湿りけやかび、虫の害」

なんですね。

で、それを現在の家であれば、防ぐ事が可能なのか?

と問われると、多くの家で難しいでしょう。

じゃあ、何故虫干しという習慣が無くなったのかというと、

住環境が(少し)改善した事以上に、

「クリーニング店」や「防虫剤」等の外的変化の方が大きい気がします。

つまり、対処療法が発達したと。

抜本的に改善しようと思えば、「湿度」をコントロールするしかないのですが、

これがとても大変。

次回は、湿度コントロールの大変さを考えてみます。

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