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東の窓は日射取得に有効か?

「日当たりが悪いので、窓を多く付けたい」

この台詞、YESでしょうか、NOでしょうか?

以前は、「明るさ」を求めて、という意味が多かったと思うのですが、

最近は「日射取得、つまり日射による熱」を期待してる事も増えてきました。

で、CACICOの意見としては、条件付きでYESです。

どんな条件かと言うと

①南向き限定

②必要な出幅がある庇

③高性能な窓(樹脂&できればトリプル)

この3つですね。

ですが、
 
「配置上、南側は日当たりが悪いんだよ」
 
と言うことは良くあります。
 
そんな時、次善の策として出てくるのが東窓。
 
今回は東窓が、日射取得として有効かどうかを検討します。

 

今まで東の窓がお薦めできない理由としては、

「夏の日射遮蔽が難しいから」を上げていました。

でもそう書くと、「冬は良い」のだが、「夏にだけ良くない」

と受け取る人もいる気がし、

夏のデメリットはおいといて、冬単独ならどうなの?

という話をしてみます。

 

では、CACICOの適当シミュレーションを。

東向きの窓が日射取得として役に立つのは、日の出~正午ぐらいまで。

水平線からの光が差し込む窓も少ないでしょうから、

良くても9時~12時の4時間ぐらいですかね。

つまり24時間のうち4時間だけです。

一方、放熱は24時間変わりません。

注) 外壁からも放熱はしますが、窓と比べると圧倒的に少ない。

なので東窓は、

24時間の放熱量<4時間の採熱量

という条件を満たして初めて、日射取得としての意味がある。

と言えます。

例えばこれが南窓だとしたら、日射取得の時間が変わります。

9時~16時の8時間ほどはいけるので、採熱時間は倍近く。

つまり

24時間間放熱量<8時間の採熱量

という条件で良い訳です。

この違いを乗り超えるためには、

窓の断熱性能を、壁同等まで引き上げる必要が出てきます(想像)。

そうなって初めて

「短い時間でも、採熱できた方が良いでしょ」

と言えるのですが、現実問題として、そこまで高性能な窓はありません。

 

なので、東に設ける窓は

「採熱より放熱の方が多い窓」でしかなく、

日射取得の役には立たない「窓」だと思うのです。

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