- 2015年2月5日 10:05 AM
- デシカ日記
デシカと暮らす日常を、綴っていく企画をしていたのですが、ブログ自体を更新しないという不手際で停滞していました。
少しずつですが、始めたいと思います。
さて、2月5日の朝9時の室内状況です。
こちらはシチズンの温湿度計で、子機が1台付いおり、同時表示が出来る商品です。
上段が室内、下段が室外(玄関先に子機があります)
データーは写真の通りですが、復唱します。
室内環境 温度22.3℃、湿度54%
外部環境 温度 6.1℃、湿度67%
です。
ここで、ご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、湿度データーの見方をご説明をします。
外部が67%と聞くと、なんだ高湿度だな。と思う方がいらっしゃいます。
ですが、ここでいう湿度とは正確には相対湿度です。
空気中の湿度は、絶対湿度と相対湿度のどちらかで表記されるのですが、一般的には相対湿度です。
ちなみにデシカの運転に関しては、絶対湿度で制御されています。
さて、絶対湿度と相対湿度。
何が違うかというと、まず単位が違います。
絶対湿度とは「乾燥空気1Kg中に含まれる、水蒸気の量」で単位は、g/kg。
相対湿度は
「ある気温で大気が含むことが出来る絶対水蒸気量を100とした時の水蒸気量」
なので単位は%です。
一般に湿度が高いとか低いという話の「湿度」とは全てパーセント、つまり相対湿度な訳ですね。
先ほどの写真の数値も、当然ながらパーセントですので、相対湿度です。
この値を、絶対湿度に読み替えてます。
室内環境 温度22.3℃ 相対湿度54% → 絶対湿度 9.06 g/kg
室外環境 温度 6.1℃ 相対湿度67% → 絶対湿度 3.9 g/kg
と言うことで、屋外の水分量は非常に少ない事が分かります。
温度が低く、大気があまり水分を蓄えることが出来ないため、
見かけ上割合(%)が高いだけなのです。
例えば、この水分量のまま温度を上げてみると、もっとはっきりします。
室外環境の空気を、そのまま室内に取り込んで、「暖房」したという仮定条件ですね。
絶対湿度3.9g/kgのまま、室温を22.3℃に上げると、相対湿度は、23.44%です。
思いっきり過乾燥の空間が出来てしまいます。
これでは、いくら暖かくても快適だとは言えません。