- 2014年10月22日 6:46 PM
- デシカ日記
唐突ですが、デシカと暮らす日々が始まりました。
何回かCACICOブログで取り上げた事があるのですが、
DAIKINの24時間換気システム「デシカホームエア」です。
ホームと書いてあるからお分かりかと思いますが、このシステムはビル用でした。
ビルの湿度コントロールを「水」を使わずに行う機械だったのです。
湿度をコントロールするのに、水を使わない?
ここがこの機械の肝です。
一般的に除湿は、熱交換器に、空気中の水分を結露させる事によって行います。
空気に含まれている「気体」としての水を、「液体」にする事によって、空気から取り除くのです。
エアコンの冷房が、その典型です。
水が発生しますから、その水を排出する必要があります。
室外機周りで、結露水が流れているから、見た事あると思います。
いわゆるドレイン管と呼ばれる管で、結露水を排出します。
自動車もエアコンを付けていると、水がしたたっています。
で、この結露させる方式には、いくつか弱点があります。
それは、大きく二つ。
①液体としての水を使うために排水経路が必要
②カビや臭いが発生しやすい
デシカは、その弱点を克服した、(多分)世界でたった一つの
湿気をコントロール出来る民生用換気システムなのです。
だけど、予想以上にスペースを取ります。
高さは1m28㎝ですが、底面積は70×72㎝。
重量に至っては、135kg!!
その上に、太い配管が大量にくっついてくるのですから、なかなかの大物です。
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