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LED照明はまぶしい

以前マンション・リフォームして感じたこと。

それは「LED照明は眩しい」

電気屋さんと世間話をしても、「そうだね」という返事が帰ってきます。

文科系的な解釈で申し訳ないですが、

LEDは「暗くても、眩しい」照明です。

明るくて眩しいのなら分かりますが、「暗いくせに」眩しいのです。

その理由を考えてみたいと思います。

少し遠回りな話になりますがお付き合いください。

ダウンライトという天井に埋め込む照明があります。

この照明は、直下だけを明るく照らすことができる照明です。

天井に埋め込んでいるのだから当然ですね。

天井をスッキリさせたい。という理由で部屋をダウンライトのみにしたとします。

そこに居る人は、照明の数によらず「部屋を薄暗く」感じます。

なぜか?

さきほどダウンライトは直下のみが明るい照明と言いました。

これは否定的な意味ではなく、「全体照明ではなく、部分照明ですよ」と言うだけ。

なので当然のことながら、部屋の内部で明暗の差が大きくでます。

で、人はその暗がりを見て(感じて)、部屋全体を薄暗く感じるのです。

その暗い場所というのが、天井面です。

ダウンライトの数を増やせば、光の絶対量は増えますが、天井面の光量はあまり増えません。

それを説明するには、器具の特徴と共に、明かりの性質を知る必要があります。

明るさに関する単位ですが、実は二種類あります。

それはルーメンとカンデラ。(LED電球のパッケージにはルーメン表示がありますよね)

どちらも明るさ、つまり光量を表す単位なのですが、

ルーメン=光の総量

カンデラ=ある方向に出ている光の強さ

という違いがあります。

ダウンライトは、ある一定範囲を明るくすれば良い器具です。

つまり、ルーメン値が低くても、カンデラ値を確保すれば良い。

以前は、反射板等を使って光を集光していた器具です。

白熱電球や蛍光灯は、360℃満遍なく光が放射されるのですから当然ですね。

逆にLEDは、その構造上、光が特定方向に集中しています。

集光する努力は、それほど必要はなかったりします。

光量で言ってみれば、ルーメン値は少なくても、カンデラ値は稼ぎやすいのがLEDという光源。

同等の器具としてはスポットライトもそうですが、例えとしては、懐中電灯が分かりやすいです。

懐中電灯は少ないパワーで遠くまで明るい器具ですが、一点集中なので光軸を少しでもずれると暗闇。

なのでものすごくLED向きの照明器具だと言えます。

・・・思いっきり脱線したので元に戻します。

始めにLEDを「暗いくせに、眩しい」と表現したのですが、少し理系的に表現し直します。

LEDは、ルーメン値が低くてもカンデラ値が確保しやすいため、暗いと眩しいが両立できるのです。

ダウンライトやスポットライトにLEDが多く採用されたのも、局所照明と相性が良かったのでしょうね。

ですが、その副作用として「直視するととても眩しい」が際立つようになりました。

もっとも最近のLED照明は、各社色んな技術を使って、光源を拡散させる努力をしています。

ダウンライトのように、直接光源を見る機会がある器具は、是非「眩しくない」つまり

光源が一点集中していない器具を選択して欲しいです。

誰も見たくて光源を見る訳ではありません。

ですが、たまたま視界に入った光源が眩しいのは、ちょっと困りものだと思うのです。

LEDは、ランニングコストから快適で差別化される時期が来ていますね。

言ってみれば、まだまだ発展する余地があるシステムだとも言えます。

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