- 2014年4月18日 9:58 AM
- CACICOの毎日 | 「かしこい家」の性能
香川は、「春」がとても短い・・・
冬から夏へひとっ飛びという感じで、「春物の服」なんて、いつ着るの。
という感じる、この頃です。
この口上、思いっきり季節外れな話をするための前振りですm(_ _)m
結露のお話し。
窓の結露を止める方法を考えてみます。
結露は、一言で言うと窓表面の温度次第です。
温度が低いと結露し、温度が高いと結露しない。
専門家からみたら馬鹿みたいな表現でしょうが、頭の中が文系なので許して下さい。
例を上げます。
寒いから、カーテンを閉じました。
室温の流出は緩和されますが、カーテンと窓の間の温度は、室温より低くなります。
(正確に言うと、カーテンをしていない時より温度が低下します)
カーテンで熱を遮るのだから、当然です。
結果どうなるかと言うと、窓の結露が増えます。
これは室温を優先した結果、結露を増やしているのです。
断熱ブラインドの取説に必ず書かれている文言があります。
それは、
「このブラインドでは結露は止められません」
もしくは
「断熱効果により、結露を助長する場合もあります」
というもの。
当然と言えば当然。
熱の移動を止めるのは簡単ですが、湿度の移動を止めるのは至難です。
では、どうすれば良いのか。
今までの流れだと、窓の表面温度を上げれば良いのです。
リフォーム屋さんであれば、「内窓を付けましょう」というところでしょう。
この方法は効果的ですが、工事が発生するので今回は取り上げません。
となると、考えられるのは「窓用の結露防止ヒーター」です。
力業で、窓表面の温度を上げる訳です。
カーテンを閉じて窓ヒーターを付ければ、結露はだいぶ軽減されるでしょう。
留意点としては、
暖房器具としての効果は期待できない。(窓からの寒気を押さえるだけ)
電気代は、まぁまぁかかる(気がする)。
ヒーターを付けていない窓が近くにあると、そちらに結露が集中する
と一杯あります。・・・実用的ではないかもです。
特に問題となるのは、掃き出しサッシと呼ばれる、外に出られるサッシです。
歩く訳ですから、そこにヒーターを置くと邪魔ですよね。
この掃き出しサッシ、実は海外ではマイナーです。特に寒い地域では少ない。
玄関は仕方ないとしても、寒いから窓は小さくてOK。
という長い歴史の結果です。
そんな国では、夏は暑くないでしょうしね。
近代においては、寒さ対策でセントラルヒーティング(全館暖房)が基本。
となっても、その設置場所は、やはり窓下なんですね。
これは、先述の「結露防止ヒーター」の本格仕様です。
結露防止ヒーターも熱量が大きければ暖房器具として使えますが、電気代がしゃれにならないでしょうね。
話が違う方向に行ってしまいました。
何故、結露を止めたいのか?
という根本の話をします。
それは人が快適と思う環境は、温度だけではなく、湿度も大きく関係しているから。
冬季においては、加温と加湿が必要。
ですが多くの場合、室温を上げると、窓や玄関扉で結露が発生します。
結露とは、言い換えると「除湿」なので、
加温はできても、加湿が難しい。
が現実なのです。
湿度が変わらないまま、温度が上がると、人は空気が乾燥していると感じます。
なので、その乾燥した感じを緩和するには、加湿をする必要があるのです。
ですが、
加湿器で加湿をしても、窓で結露するのでは、加湿になりません。
まず結露(つまり除湿)を止める必要があるのです。
だけど、それが如何に面倒かを検証したのが、前段でした。
既築の建物において、湿度をコントロールするのは難しいです。
除湿はともかく、加湿が難しい。
ですが、新築時には下記にのみ気をつければ良いのです。
それは
①気密を確保する(実測すること)。
②窓と玄関扉に、「樹脂+ペアガラス」クラスの断熱性能を持たす。
③第一種の全熱交換器を導入する。
これだけです。
コストがかからないとは言いませんが、費用対効果を考えると、絶対的にお得です。
- 新しい: 観葉植物に優しい家
- 古い: 要らないなら止めちゃえ