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気密の闇

今月末に、エヌケー建設さんの現場見学会が開催されます。

一般的に「構造見学会」と呼ばれるもので、住宅の中味を見てもらおう、という企画です。

それに先だって、気密検査を行いました。

この「気密」。

日本においては、非常に肩身の狭い立場です。

何故ならば、「高性能な家」という基準はあるのに、そこに「気密」の項目が無いのです。

政治的な力関係で「骨抜き」にされている感じです。

住宅の快適性能は、「気密、断熱、換気」で構成されます。

ですが「換気、断熱」と「気密」には、評価手法に大きな違いがあります。

それは

気密が、「現場での検査」でしか評価できず、

断熱と換気は、「図面と計算」だけでしか評価できない。

からです。

ちょっと分かりづらいですね。

 

気密は、図面にどんな数値を書いたとしても意味がありません。

今回の写真のように検査をするしかないのです。

一方、換気と断熱は、気密のように現場で測定が出来ません。

(大がかりな実験棟であれば別ですが・・・)

なので断熱の仕様と図面を元に計算するしかありません。

気密に話を戻しますね。

「気密」を義務化する、という事は、建物を全棟気密検査するのと同じ意味なのです。

それは良くない。と考えた人がいるのでしょうね。

「答えが出てしまうのは良くないと」

 

書類だけで「性能」を決めたい人にとって、

「気密」と言う項目がとても邪魔だったのでしょう。

簡単に実測できるのに、義務化されない気密。

でも、本当に「気密」は大切です。

以前まとめていますので、ぜひリンクをご覧下さい。

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