- 2013年3月28日 9:58 PM
- 「かし住まい」を街中に
住宅性能向上のスタートは何か?
それは基礎の外断熱。
と考えます。
家造りの原則は。
「変更できないところから、コストをかける」
という事なのですが
「と言っても、無い袖は振れない」
という事実もあり、その妥協点が必要です。
少ない予算で最大限の効果。
その回答をRCの外断熱改修工事をして、より一層確信できました。
個人住宅というのは、ほぼ木造です。
ですが、その基礎構造は、当たり前ですがRC(鉄筋コンクリート)です。
地面から40㎝の高さだけなのですが、
明らかに鉄筋コンクリート造なのです。
ず~っと、話をしてきましたが、RCの建物は「底冷え」します。
もう、冬場は涙が出るほどです。
そのRC構造が、住宅の足下には、必ず付いてきます。
それは木造だろとと、鉄骨造だろうと同じ事。
全ての住宅、いえ全ての構造物の足下はRCなのです。
で、RCほど外断熱の方法で性能が変わる構造はありません。
もう、これは紛れもない事実。
これが、
「コンクリート打ちっ放しの家が欲しい」
と言うのであれば、仕方ありません。
快適とデザインを秤にかけて、デザインを取った。
というだけの話ですから。
ですが、地面から40㎝の部分が、
デザインとして打ちっ放しである必要は無いですよね。
だったら、
基礎だけは、外断熱にしましょう。
というのが、CACICOの提案です。
以前にエントリーした事もあるのですが、
基礎の外断熱化は、コスト的にもたいした負担がかかりません。
端的に、地面から40㎝だけなので面積が少ないから。
正確には、地面より下に20㎝程度入っている、高さ60㎝程度ですが
それでも、たいした面積ではありません。
そのRC部分だけを「外断熱化」するだけで良いのです。
それで、快適な住宅の第一歩です。
これ、CP(コストパフォーマンス)が、すごく良いです。
全国の工務店さんに、伝えて回りたいです。
次回は、造り手としての問題点をまとめてみたいと思いますが、結論だけをもう一度。
基礎の外断熱化は、CACICOのお薦め一番仕様です。
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