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防水のルール

塗り防水を始めてから、私の中で防水のルールが変わってきました。

以前、「針の穴も許せない」と言いましたが、もう少し系統立ててみます。

 コーキングに頼った防水はダメ 

というのが、それまでの基本ルールでした。

木造建築における外壁の防水は、二重構造となっています。

具体的に言うと、

①外装材、もしくはその継ぎ目に入れるシーリング材

②下地の上に貼る透湿防水シート

です。

①が一次防水と呼ばれ、②は単に防水と呼んでいます。

この呼び方でも解るように、最終止水ラインは外壁の表面ではなく、下地部分にあります。

なぜならば、外装材の継ぎ目に入れるシーリング材。

これは合成樹脂をペースト状にしたものなのですが、この耐久性があまり高くないからです。

外壁のメンテナンスと言えば、塗り替えを指しますが、その時に必ずコーキングの打ち替えも行います。

つまり、経年劣化が前提なのです。

ですから、コーキングという一次防水に頼らない代わりに、

透湿防水シートと板金に頼ってきました。

当然ながら、全てに満点の材料というものはありません。

シートと板金に足りないもの、それは連続性です。

限られたサイズの材料を固定する方式なので、「材料同士の継ぎ目」と「材料の固定方法」

その両方で、少しばかりのマイナスがあります。

それでも、コーキングの耐久性に頼るより「良い」という判断でした。

世の中に完璧はありませんので、その時の「最適解」を選択するしかないのです。

で、そこに出てきたのが塗り防水です。

現場で施工する関係で、「材料同士の継ぎ目」が無い。

固定方法が「塗り」なので、固定による瑕疵も無い。

という風に、今までの懸念が一気に解消したのです。

それで、CACICOの結論。

防水は、シームレスに限る。

もちろん、この商品にも弱点はあります。

物理的な衝撃。いわゆる表面材としての強度は無いので、仕上げ材には使えません。

まぁ途中で書きましたが、世の中に完璧なものはありません。

その時のベストを選択するだけ、というのは変わらないです。

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