- 2012年2月23日 10:30 PM
- 「かしこい家」の性能
新しい「瓦」を見つけました。
といっても、すいません10年前から発売していたようなので、私が知った。という意味です。
それは、なだらかな勾配に使える「瓦」です。
屋根は防水の要。
なので、屋根の角度(勾配)は、屋根材の種類によって、ある程度決まっています。
下記は、JIO(日本住宅保証検査機構)という、検査機関の資料です。
瓦ぶきは4寸という角度が必要で、勾配をゆるやかにするためには、金属板ぶきを選択する必要がある、
と最近まで思っていました。
「ユーロジェイ」という商品です。
なんで、バックがレインボー状態なのかは聞かないでください。
先ほどのJIOの文章には、
「屋根材製造所の定めた勾配仕様がある場合は、その仕様を遵守します。」という文言があります。
つまり、メーカーが認めていれば良いのです。
このメーカーは、瓦の接合部を工夫して、水が逆流しない構造にしているのです。
それまで4寸は必要だった瓦の勾配を、その半分にしてしまったのですから、すごいです。
防水性能を高めて、デザインの自由度を広げたという訳です。
最近、瓦に注目している理由は、その遮熱性能にあります。
瓦自体は、いわば粘土ですから、すごく断熱性能が高い。という訳ではありません。
その施工方法に長所が隠れています。
瓦以外の屋根材料は、屋根の下地である、「ルーフィング」に密着させるのですが、
瓦は、下地との間に大きな空間(つまり通気層)ができます。
この屋根材と下地が密着していない構造が、遮熱性能を高めるのに役に立つのです。
地震大国ですから、その重さから瓦を敬遠する向きもあります。
ですが、瓦の持つ耐久性と遮熱性能は、なかなかに魅力的です。
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