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電力自由化を考える

3.11の後、「電力自由化」という言葉がよく聞こえる。

具体的にいうと、発電と送電の分離らしい。

現在のシステムは、地域の電力会社が発電と送電を一手に担っているため、電力料金が下がらない。

現在の電力会社は、送電に特化して、発電は自由競争にした方がコストが下がる。

そんな理屈みたいです。

でも、コストだけの話であれば、自由化は必要無いのではと私は、考えます。

例えば、電力事業連合会に、こんなデーターがあります。

アメリカが地域に分かれている理由は、

電力自由化の失敗例として有名なカリフォルニアを強調したいという意図だと思います。

まぁ、それはご愛敬としても、断トツに停電時間が短い。

補足すれば、ドイツは日本に次いで停電時間が短いですが、条件が違いすぎます。

何せ日本は、ドイツと比べると地震、台風等の自然災害がてんこ盛りだからです。

それを補足するのが、停電回数のデーターです。

日本は、2007年度実績で0.16回と、停電時間以上に優秀です。

ドイツ0.48回。アメリカ0.98回、フランス1.33回、イタリア7.06回(笑)で、

OECD(という日本を含めた先進国30カ国)の平均が2回。

想像するに日本の停電は、大きな自然災害ぐらいでしか起こらないみたい。

そんな、世界一頑強な電力システムを構築した電力会社を、

「ちょっと、電力が安くなるかも?」という理由だけで、「変えちゃおう」という気にはなりません。

「自由化」したら、品質が上がりますよ。というのであれば、別ですけどね。

「電力自由化」の結果、日本以上に品質が上がった例を見せて欲しいものです。

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