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想像してごらん

最近、若い営業さんと世間話をする機会があったので、

「移民ってどう思う?」と質問してみました。

で今のところ、二人続けて、「移民賛成」でした。

「なんで?」て聞くと、

「日本の人口減ってるし、景気が悪いのもそれが原因だから」

という感じの返答。

そこでCACICOとしては、

「でも移民って、必ずあなたより安い給料で働くよ」

「経営者だったら、それが嬉しいかもしんないけど、サラリーマンのあなたが、何故そう思うの」

と尋ねると、そこで返答に詰まります。

さて難民・移民が、旬の政治問題である地域は、何と言ってもEU。

昨年、ドイツのメルケルさんが

「難民は全員ウェルカム」などと発言した上で、EUのルールをぶち壊してから、一気に緊迫化しています。

えっ、ご存じない?

「Yes We Can」ではなく、「Wir schaffen es!」と言ったそうです。

日本語訳 → 「われわれはできる」

何が「出来る」と言ったか知ってますか? 

簡潔に言うと「無制限の難民受け入れ」です。

 

EUの対外ルールとして、ダブリン協定と言うものがありました。

これを意訳すると

EUに入る難民は、最初に入った国で難民申請を行う義務があり、勝手に違う国に移ってはいけない。

というものですが、

メルケルさんは、このルールを破りました。

ドイツはヨーロッパの北に位置する国なので、

シリア方面から来た自称難民(以下自称難民)が、最初に入れるEUの国ではありません。

(申請→認定で、初めて難民)

何せ、ドイツは地中海に面していないのです。

ドイツに一番に入りたければ、飛行機で入国するしか手段がない。

なのにメルケルさんは、昨年の9月、

隣国に滞在する自称難民を、ダブリン協定を無視して受け入れ始めたのです。

人道的配慮ってヤツなのでしょうが、

それまで、

「ギリシャとか行っても、仕事ないし」と躊躇していた人たちも、

「ドイツに行けるみたいだぜ」という事で、

大挙して押し寄せる事態になりました。

本来ある難民の定義であれば、命からがら自国から逃れるイメージなのですが、

経済的に一番強固なドイツに行きたい。

・・・って単に、海外で稼ぎたい人ですね。

それはともかく、しゃれにならないのは通り道になる周辺国。

EU加盟国同士には、シェンゲン協定があります。

移動の自由を保証するために、国境は存在しますが、国境警備も塀もありません。

本来であれば難民の申請は、上陸国で難民登録する必要があり、

それが理由で、(従前比較では)自称難民の数は、抑えられていたのですね。

ですが、

「メルケルが俺たちを招待しているんだ。」

というノリの人が、急遽大量発生したのです。

周辺国にしてみれば、難民登録させる事は自分たちの義務、

だけど費用は自国負担なので、ホントは受け入れたくない。

そこでドイツが「難民ウェルカム」なんて、空気読まないことを口走ったもんだから

「もう、来て良いって言ってんだから行かしちゃえ」

となった模様です。

自称難民の通り道となったルートは、荒廃し、ゴミの山が築かれているそう。

そんな感じでダブリン協定は、有名無実化。

さて、一方のドイツ。

格好いいことを言ったお陰で、ものすごい数の自称難民が殺到します。

8000万人の国に、年間100万人オーバーの移民申請ってすごい数。

(因みにシリアの人口は2000万人を超えます)

平均しても80人に1人ですが、

ドイツで移民の面倒をみるのは、国ではなく、地方自治体(州)らしいので、

国境の町は、相当な状況である事が想像出来ます。

何せ、言葉も宗教も文化も、全く違う人たちを大量に受け入れる必要が。

ドイツの住民102人の村に、750人の難民がやって来る

何処の国のマスコミも同じらしく、自身が伝えたくない情報は発信しません。

このニュース、ニューヨークタイムズが出所で、邦訳はロシア系メディア。

 

古くて恐縮ですが、ジョン・レノンの、「imagine」と言う歌を思い出しました。

その一節、

Imagine there's no countries

日本語訳 → 想像してごらん、国境の無い世界を

・・・想像したら、どんどんこわい考えに。

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