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快適な暖房の基準

桜の時期なのに暖房の話で、すいません。

採暖って知っていますか?

あまり使わない言葉ですが、言葉通り、人が暖を採るという意味、

身近なところで行くと、「ポケットカイロ」なんかがそうです。

室内で行くと、コタツが代表格。

つまり身体の一部を暖めることなのです。

一方、よく使われるのが暖房。

これは、人ではなく、「房」を暖めます。

房は、区切られた区画(つまり部屋)のこと。

キッチンのことを厨房(ちゅうぼう)って言いますもんね。

つまり、暖房器具。と呼ばれている物には、

採暖器具と、暖房器具の2つが混在している事になります。

さて、人が暖を採るより、部屋が暖を採る方が快適なのは、理屈で理解出来ます。

では、暖房なら全て良いのか?と言うと、そこにも能力差があります。

燃費の話は、色んなところで出ているでしょうから、その切り口はパスします。

今回は快適な暖房器具を考えてみます。

もちろん、「快適」は暖房器具だけでは達成されません。

建物の断熱性能が、それ相応に確保されているのが前提です。

建物の性能が低い場合は、快適よりも「即暖性」とか「熱量の多さ」が求められ、

結果、暖かさにムラができ、寒くはないが快適でもない、部屋になるのです。

そういう意味では、暖かいと快適は、全くのイコールではありません。

いきなり脱線しましたが本題に。

理想的な暖房器具の条件を書き出してみます。

① 熱源を感じさせない

② 気流は無い方が良い

実はこれだけだったりするのです。

「熱源を感じる」=「温度ムラがある」だと思いますし、気流を感じない方が、快適なのは当然ですよね。

薪ストーブのちらちらと燃えている火が素敵。

という特殊例はあるにしても、CACICOとしては

どうやって暖房しているか分からないけど、寒くない。

これが目指す理想の状態なのです。

どんな暖房システムが良いかは、また日を改めて。

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