- 2016年4月7日 4:27 PM
- CACICOの毎日
桜の時期なのに暖房の話で、すいません。
採暖って知っていますか?
あまり使わない言葉ですが、言葉通り、人が暖を採るという意味、
身近なところで行くと、「ポケットカイロ」なんかがそうです。
室内で行くと、コタツが代表格。
つまり身体の一部を暖めることなのです。
一方、よく使われるのが暖房。
これは、人ではなく、「房」を暖めます。
房は、区切られた区画(つまり部屋)のこと。
キッチンのことを厨房(ちゅうぼう)って言いますもんね。
つまり、暖房器具。と呼ばれている物には、
採暖器具と、暖房器具の2つが混在している事になります。
さて、人が暖を採るより、部屋が暖を採る方が快適なのは、理屈で理解出来ます。
では、暖房なら全て良いのか?と言うと、そこにも能力差があります。
燃費の話は、色んなところで出ているでしょうから、その切り口はパスします。
今回は快適な暖房器具を考えてみます。
もちろん、「快適」は暖房器具だけでは達成されません。
建物の断熱性能が、それ相応に確保されているのが前提です。
建物の性能が低い場合は、快適よりも「即暖性」とか「熱量の多さ」が求められ、
結果、暖かさにムラができ、寒くはないが快適でもない、部屋になるのです。
そういう意味では、暖かいと快適は、全くのイコールではありません。
いきなり脱線しましたが本題に。
理想的な暖房器具の条件を書き出してみます。
① 熱源を感じさせない
② 気流は無い方が良い
実はこれだけだったりするのです。
「熱源を感じる」=「温度ムラがある」だと思いますし、気流を感じない方が、快適なのは当然ですよね。
薪ストーブのちらちらと燃えている火が素敵。
という特殊例はあるにしても、CACICOとしては
どうやって暖房しているか分からないけど、寒くない。
これが目指す理想の状態なのです。
どんな暖房システムが良いかは、また日を改めて。