- 2011年12月11日 10:19 AM
- CACICOの毎日
何だか小難しそうなタイトルですね(ちなみに、写真と文章は何の関係もありません)。
この言い回しは、「ユーロ」という通貨を作った時に、喧伝された台詞です。
その理由は、複数の国が通貨だけを統合するという、世界初の仕組みだったからです。
そんなユーロの歴史って、たった10年なんですね。
決済通貨としての使用開始が1999年、現金導入が2002年なので、ホント短いです。
この「ユーロ」というシステム、どう考えても、納得できないところがあります。
私の考える通貨と経済のバランスは、
① 国の経済が悪くなる
② 通貨の価値が下がる
③ 通貨安になり、輸出が伸びる
④ 経済が回復する
⑤ 通貨高になり、輸出が下がる
⑥ ①に戻る
こんな感じですかね。
おおざっぱに言うと、
国の状態が悪くなると、国際的に通貨が安くなり、結果、輸出がしやすくなって回復する。
というのが、国と国の経済関係な気がします。
ですが、通貨統合なんかしたものだから、景気が悪くなろうと、情勢不安になろうと、通貨は高いままです。
これでは、輸入するのは良くても、輸出には貢献できません。
結論として、産業の弱った国は、為替の恩恵が無いため、ひたすら弱いまま貿易赤字をため込む事になる訳です。
なんで、こんなシステムを作ったのかなぁ。と素人ながらも思います。
世界経済が、全て右肩上がりであれば問題は無かったのでしょうが、世の中そんな甘くは無いですよね。
10数年前と言う事は、世界経済がバブル全盛・・・
ヨーロッパと言えば、住宅の省エネ基準も統合されていました。
家の燃費を、共通基準(エネルギーパス)で表すもので、こちらはとても良いので、是非日本でも導入して欲しいです。
蛇足
上記の例は、日本経済には、良い意味であまり当てはまりません。
その理由は二つ
①GDPにおける外需依存度が低い。 (2010年度の統計で、日本は25.19% ちなみにドイツは70.01%)
②輸出の中では、完成品の割合が少ない。(工業用原料、中間財等が75%以上。家電や自動車の耐久消費財は14%程度)
つまり
① 日本の景気回復は、内需主導しかない。
② 企業が購入する資本財と呼ばれるものが輸出の中心なので、消費財に比べて、為替の変動に強い。
と言う事で、なぜ、不景気なのに円高なのかと考えれば、それ以上に諸外国が調子が悪い。という事でしょうね。
