CACICOブログ HOME > CACICOの毎日 > 壮大な社会実験

壮大な社会実験

何だか小難しそうなタイトルですね(ちなみに、写真と文章は何の関係もありません)。

この言い回しは、「ユーロ」という通貨を作った時に、喧伝された台詞です。

その理由は、複数の国が通貨だけを統合するという、世界初の仕組みだったからです。

そんなユーロの歴史って、たった10年なんですね。

決済通貨としての使用開始が1999年、現金導入が2002年なので、ホント短いです。

この「ユーロ」というシステム、どう考えても、納得できないところがあります。

私の考える通貨と経済のバランスは、

① 国の経済が悪くなる

② 通貨の価値が下がる

③ 通貨安になり、輸出が伸びる

④ 経済が回復する

⑤ 通貨高になり、輸出が下がる

⑥ ①に戻る

こんな感じですかね。

おおざっぱに言うと、

国の状態が悪くなると、国際的に通貨が安くなり、結果、輸出がしやすくなって回復する。

というのが、国と国の経済関係な気がします。

ですが、通貨統合なんかしたものだから、景気が悪くなろうと、情勢不安になろうと、通貨は高いままです。

これでは、輸入するのは良くても、輸出には貢献できません。

結論として、産業の弱った国は、為替の恩恵が無いため、ひたすら弱いまま貿易赤字をため込む事になる訳です。

なんで、こんなシステムを作ったのかなぁ。と素人ながらも思います。

世界経済が、全て右肩上がりであれば問題は無かったのでしょうが、世の中そんな甘くは無いですよね。

10数年前と言う事は、世界経済がバブル全盛・・・

ヨーロッパと言えば、住宅の省エネ基準も統合されていました。

家の燃費を、共通基準(エネルギーパス)で表すもので、こちらはとても良いので、是非日本でも導入して欲しいです。

 

 蛇足

上記の例は、日本経済には、良い意味であまり当てはまりません。

その理由は二つ

①GDPにおける外需依存度が低い。 (2010年度の統計で、日本は25.19%  ちなみにドイツは70.01%)

②輸出の中では、完成品の割合が少ない。(工業用原料、中間財等が75%以上。家電や自動車の耐久消費財は14%程度)

つまり

①   日本の景気回復は、内需主導しかない。

②   企業が購入する資本財と呼ばれるものが輸出の中心なので、消費財に比べて、為替の変動に強い。

と言う事で、なぜ、不景気なのに円高なのかと考えれば、それ以上に諸外国が調子が悪い。という事でしょうね。

ホーム > CACICOの毎日 > 壮大な社会実験

検索
Feeds
Meta

ページの上部に戻る