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2015年5月17日のアーカイブ

大阪の住民投票ってやばくね?

今日は大阪市廃止の是非を問う、住民投票の日です。

個人的関心事として何回かブログにも書いたのですが、都構想には反対です。

だいたい都構想を推進している人は、現在の東京都の成り立ちを知っているのでしょうか?

東京都は大東亜戦争が始まって2年後の1943年

中央集権を進めるために、「東京府+東京市」を解体して、東京都に変えた。

というのが史実です。

地方分権が~、道州制が~と叫んでいる維新の会が、

中央集権の手段であった「都構想」を担ぎ上げるのは、基本的にヘンなのです。

 

さて、大阪市抹殺の仕掛けとして持ち出された住民投票。

この手法は、世界的にも流行りです。

EUでは、「スコットランドの独立」を巡る投票があり、

日本では、沖縄県の与那国島に自衛隊の配備でありましたね。

ですが大阪都構想の特殊性は、なんと言っても

対立が無いのに、対立を作り出した

ところでしょうか。

前述の例で行くと、

スコットランドでは、独立運動が盛んでしたし、

与那国では、プロ市民が中心とは言え、反対運動がありました。

ですが、大阪では「大阪市解体」を求める声は無かったです。(多分)

今回の投票は、「大阪都」になるならないではなく、「大阪市」の解体だけを決めるものだから。

確かに、大阪市政に対する不満はあったでしょうが、

大阪市民自身が、

「大阪市民では無く、大阪府民になりたい」等という意見はありませんでした。

神戸市民が、神戸市解体で、ワン兵庫を・・・

横浜市民が、横浜市解体で、ワン神奈川を・・・

そんなのありえないでしょう。

でも、

京都市民が、京都市解体で、ワン京都。

ならありますかね。

って結局、府と市の名前が同じなら使える語呂合わせレベル。

 

今の大阪市長さんは、その対立を「わざと」作り出したのです。

しかも事前調査では、賛成と反対が同数に近い・・・

Divide and Rule って言葉を思い出しました。

日本語訳すると、分割統治とか分断統治です。

他国を統治する方法で、非支配者同士を争わして、統治者に矛先が向かないようにします。

植民地支配の方法として有名で、古代ローマ辺りからあるそうです。

(これにぴったりと該当する日本語が無いのは、幸せな証拠)

 

ありもしなかった「争点」を作り出して、市民が賛成と反対に別れる。

どちらの結論に落ち着こうと、一度できた溝は埋まらず・・・

怖くて泣きそうです。

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