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2013年9月26日のアーカイブ
無塗装サイディングと漆喰仕上げ
- 2013年9月26日 4:00 PM
- 「かしこい家」の性能
漆喰(しっくい)メーカーさんとの会話です。
室内の仕上げ材を作っていたメーカーさんが、今春から外壁の仕上げ材を始めたとの事。
それも汚れない漆喰!!
漆喰は「汚れやすい」というイメージを持っていたものですから、結構ビックリです。
一度サンプルをもらって試してみたいですが、今日のネタは、「汚れない漆喰」自体のお話ではありません。
その下地についてです。
メーカーさん曰く、「外壁の下地で良いものが無い」と言うのが会話の始まり。
これは少し説明が要りますね。
外壁の仕上げが塗りの場合、問題となるのはクラック(ひび割れ)です。
汚れも問題ですが、このメーカーさんの場合、そこは自信ありなので、今回は触れません。
建物は、風や地震で揺れたりねじれたりし、そのひずみがクラックに繋がります。
全体の問題なのですが、現実には「どこに」責任があるのか?という話になります。
仕上げ材メーカーは、下地の責任。
と言い
下地担当者は、仕上げで対応してくれ。
と言い、
水掛け論になりがちです。
特に、漆喰の場合は弾性がありませんので、ひび割れに関しては、ぜひ下地で頑張って欲しい。
というのは分かります。
一般的にはモルタル下地を薦めたいらしいのですが、
現実的には「無塗装サイディング」に漆喰を塗りたい。
という希望が多いそうです。
サイディングは、住宅の外壁として一番普及しているため当然の話ですが、
それはそれで別の問題が発生しているようです。
下地の継ぎ目が見える。という意匠上の問題もありますが、
一番はサイディングの防水が問題となるそうです。
住宅の外壁(サイディング)で防水が問題
と言われるとビックリされる人もいるでしょう。
ですが、サイディングが水に強いかどうかは、、材料自体ではなく表面塗膜の性能なのです。
つまり「無塗装サイディング」という商品は、「防水処理前サイディング」なのです。
正確には、シーラー処理(塗装の前処理)のみを施した状態。
「無塗装サイディング」の一般的な仕上げとしては、「吹き付け塗装」が多いのですが、
その場合は、塗装の皮膜がサイディングの防水です。
*住宅の防水ではありません。あくまでサイディングの防水。
さて、一般的な吹き付け塗装の材料は樹脂塗料がベースなので、
透湿性は無く、水も染み込みません。
翻って、件の「汚れない漆喰」です。塗料とは反対で、
透湿性が有り、水自体が染み込みます。
つまり、「無塗装のサイディング」に「漆喰」を塗ると、
サイディング自体の耐久性が損なわれる可能性があるらしいのです。
で、お待たせしました。ようやく本題です。
そこで着目されたのが、CACICOの防水と言う訳。
「汚れない漆喰」が必要としているのは、防水性と付着性。
どんなに防水性能が高くても、漆喰が付着しないようでは下地に適しません。
逆を言えば、その二点がクリアされたら、
CACICOの防水が、「無塗装サイディング+汚れない漆喰」の救世主になる可能性があります。
もちろん、サイディングより「断熱材+モルタル」が下地としてお薦めではあるのですが、
何事も、急に変化はしていかないものです。
漆喰仕上げのお手伝いが出来れば、CACICOとしてもうれしい限りです。
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