- 2015年2月25日 7:46 AM
- デシカ日記
ここ最近、日中は暖かいですね。
昨日の玄関先温度計は、18度まで上がりました。
(西向きなので、夕日が当たります)
2月24日15時データー
室内45%は、数値的に低めに見えますが、
22℃なら50%相当なので、適切な湿度条件です。
一方、屋外はものすごく低湿です。
絶対湿度は4.67g/kg (室内の半分程度)
これを22℃まで上昇させたら、相対湿度は28.55%です。
温度はともかく、湿度的には窓を開けて換気をしたくないですね。
さて、日射取得目的の窓は必要でしょうか?
経験上天気が良い日は、日射の熱で、室温が2~3℃は上がっていましたので、
窓からの採熱は非常に有用でした。
なので日射取得用の窓を確保する事は、省エネ的にも必要です。
今回は、「日射取得用の窓」の条件を考えてみます。
箇条書きにしてみますね。
①夏に遮光できる
②カーテンやブラインドを使わずに生活できる
・・・この2つだけでした。
①は庇で遮光できることを前提で考えます。
西日が好きな人はいないので外すとして、
朝日には寛容な人がいます。(ねつ造新聞社を除く)
ですが東の日も、西日同様、庇では遮れないため、窓は「南向き」一択となります。
②ですが、こちらはプライバシーと景観の問題です。
通行人やお隣から覗かれる窓は、カーテンを閉めがち。
また、見たくないもの(エアコン室外機の裏とか、明日だすゴミとか)が見えるのも困りものです。
で想像なんですが、掃き出し窓の多くは、この条件に引っかかります。
たいていの家は、レースのカーテンを閉じていませんか?
では、具体的にどんな窓が良いかというと、
吹き抜けやハイサイドなど、高い位置にある窓が向いています。
自分の目線より高い位置の窓は、外から覗かれる可能性が、ほぼありません。
(お向かいの2階から等は別ですけど)
逆にどこまで低い窓までOKかと言うと、
例えば、床から120センチから始まる窓(腰窓ですかね)
この窓は外から見ると、170センチオーバーの高さになります。
(一階の床は、地面や道路から見ると50センチ以上高いため)
なので、庭や前面道路の配置次第ですが、候補に挙がるでしょう。
少なくても、庭にある雑多なものは見なくてすみます。
さて、折角の南向きの窓。
できることであれば、全て日射取得用の窓にしたいです。
言い換えると、できるだけカーテンなどを使わずに済む位置に、庇を付けて窓を配す。
これが南窓設計(=日射取得窓)の基本です。
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