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東芝エレベータ

RC断熱改修案件のエレベータが決まりました。

以前から、導入するなら日本製。

と決めていたのですが、結果として東芝エレベーターさんになりました。

本改修工事は、2013年3月末という期限があります。

11月に話が持ち上がった時、納期の心配はしていませんでした。

「3ヶ月以上あるから楽勝でしょう」

しかし、現実は違いました。

①書類の準備

②発注~納材

③施工期間

④年度末

ということを掛け合わせると、もうぎりぎりと言って良いタイミングでした。

実際、一番初めに声がけしたエレベーターメーカーさんは

「4月の工事で良いですか?」

と宣ったぐらいです。

一番問題になりやすいのは①の書類関係です。

エレベーターの追加は増築などと同じ行為と見なされ、確認申請が必要となります。

昨今のエレベーター事故を例に出すまでもなく、エレベーターは法定点検が義務づけられています。

つまり役所への届け出無く、エレベーターを新設することは不可能。

ここ最近の建物ならばともかく、古い建物となれば、

完了済書や構造計算などの法的書類が無いことも多々あるでしょう。

一方、エレベーターを後付けする時には、往々にして床(スラブ)に穴を開けます。

  事前にエレベーター用のスペースを取っている場合は別ですが。

つまり構造に手を付ける以上、構造計算上で床に穴を開けても問題ないよ。

と証明する必要があるのです。

当時の構造計算書と確認申請とその許可書が無いと、とても面倒な話。

既築建物の構造を、後から証明することは非常に難しいです。

というか、基礎や壁の内部構造などを後から証明するなんて、私では想像がつきません。

ありがたいことに本物件は、法的書類が全てあったので問題なく進んでいます。

先週、契約前ですが、納期がタイトという事で、

仕上げと言われる「照明器具、色、材質」などを決定しました。

来週に契約ですが、それでも工事にかかれるのは2月の半ば。

工事期間は約3週間。

エレベーター導入の大変さが、少しだけ分かりました。

補修工事・続報

鉄筋コンクリートの補修工事の続きです。

塗り防水が終了したので、樹脂モルタルを塗り込んでいます。

月曜日は風が強く、シートが煽られることもあったのですが、

本日はそんなこともなく、順調です。

寒いですけどね。

鉄筋コンクリートという構造物は、基本の寿命が長いので、

ともすれば、メンテナンスフリーのイメージに陥りがち。

でも、きっちり防水してあげることで、その寿命を、より長くできます。

私の住んでいるマンションでも、躯体の点検を行ったのですが、

一部に漏水が原因のクラックがありました。

早期発見、早期治療。

と言ったら、健康診断みたいですが、

人間も建物も、同じだなぁと思う訳です。

先日、北海道の左官屋さんとお話をする機会があったのですが、

北海道では、年季の入った(通気工法が流行る前)住宅に、

塗り防水&断熱材&塗り壁

という改修工事が多くあるそうです。

「この改修をすると、住んでる人に、すごく喜ばれる」

という言葉には、とても真実味がありました。

結露と快適と新商品

マンションの中部屋に暮らしているので、温熱環境的には悪くない。

でも、サッシがシングルガラスなので、結露からは逃れられません。

カーテンやブラインドをしているので、てきめんです。

それだけ断熱できている証左でもあるのですが、

布では断熱はできても気密はできません。

温度差がある分、結露が多く発生します。

これ、押し入れの中を視覚化したと思って見て欲しいです。

窓=押し入れの壁

カーテン=布団や襖

という訳。

壁は窓より断熱性能が高いので、それほど簡単に結露しませんが、

きっちりと気密構造になってない建物の場合、温度差で結露が発生します。

これは木造だろうが、鉄骨だろうが、RCだろうが同じ事。

窓の場合は、窓枠や床が濡れるという心配で済みますが、

壁の場合はクロスがカビたり、構造材の内部が腐ったりと大事です。

でも、今回はその話では無く、室内環境のお話をします。

結露が簡単に起きてしまう空間の問題点は、冬場の室内を加湿しずらいことです。

加湿器を使っても片っ端から結露してしまう・・・

エアコンで暖房する場合は、暖房の過程で除湿が進むため、特に乾燥します。

じゃあ、気密断熱をした建物ならなんの問題も無いのか?

と言ったら、そうでもありません。

それくらい湿度コントロールというのは、未知の分野なのです。

そこで興味がある新商品、ダイキンの「デシカ ホームエア」という換気システム。

前振り長すぎてごめんなさい。

24時間換気装置は建築物で義務化されていますが、

湿気のコントロールが出来るモノはありません。

全熱交換式というものが、ちょっとだけ該当しますが、

ダイキンのデシカは、それをもっとアクティブにしたもの。

難しい仕組みは、良く理解していませんが、

年間を通じて、40~60%に湿度をコントロールしよう。

というなかなかに強気な換気装置です。

世界的にも、ダイキンさんだけだと思います。

業務用では5年間の実績がありますが、民生用はありませんでした。

このデシカ ホームエアは名前の通り、12月に民生用として発売された新商品です。

性能は業務用も民生用も同じ。という事なので、

メンテナンスを簡単にしたのがポイントのよう。

温度と湿度。このふたつが快適の肝なので、ものすごく興味のある商品です。

でCACICOとしては、RCビルの断熱改修工事への導入を画策しているのです。

来週には、ダイキンさんと打ち合わせの予定です。

鉄筋コンクリートの補修方法

今日は鉄筋コンクリート(RC)物件の補修の現場からお送りします。

昨日の朝日新聞さま、のエントリーではありませんが,RCは劣化します。

それは至極当たり前のこと。

その原因も多々ありますが、一番多いのは漏水です。

RCは鉄骨や木造と違い、壁の内部に空洞がありません。

なので「いきなり漏水」という事は少ない。

ですが、ひび割れ(クラック)や打ち継ぎに欠損がある場合、

そこから水が浸入する危険性があります。

「外壁のクラック」という現象は、他の工法でも起こりますが、

RCは断面構造が一体化しているため、クラックが漏水に直結します。

 

もちろん、全てのクラック=漏水原因という訳ではありません。

ヘアークラック(コンクリートの表面収縮が起因)は自然現象に近く、防ぎようがありません。

もちろん補修の必要もありません。  0.2~0.3mm程度の幅で、浅いクラックを指します。

一方、構造クラックと呼ばれるものは、基本的な構造設計や施工不備などが原因ですので

何らかの対応が必要です。

漏水に直結しなくても、水が躯体内に侵入することで、RCの寿命が縮むからです。

補修方法はクラック周辺をU字型にカット(溝を作る)してコーキングを入れるのが一般的ですが、

対処療法の側面が強いです。

で、CACICOが別の方法を提案しました。

それがこの写真。

施工途中ですが、CACICOの壁に使う防水塗料です。

伸縮性&透湿性のある材料で、RCを完全に覆います。

落書きではありませんよ。クラック箇所への下塗りです。

基本は2度塗りの材料ですが、クラック該当箇所は防水の重要ポイントなので、3度塗りに。

本来は、その上に断熱材を貼り付けて温熱環境も良くしたいのですが

コストとデザイン(壁の厚みが変わる)の関係で、

今回は直接樹脂モルタル&仕上げを行います。

建物寿命を延ばすことも、CACICOの仕事のひとつ。

以前エントリーした断熱改修の現場が、当たり前にしたいです。

モルタル仕上げを解説する ~仕上げ

前回の解説から、10日も経ってしまいました。

以前のエントリーは、こちらでご覧ください。

さて、いきなりですがこんな所まで飛んでしまいます。

「全部塗って終わってるやん」

すいません、確かに終わっているように見えますが、これはまだまだ途中なのです。

少しアップにしてみますね。

まだまだ、ムラがある状態なのです。

ここからの作業は、「抑え」と言って、ある程度固まりだしてからでないと出来ないのです。

少し荒らしてから、平滑になるように「抑え」ていきます。

時間の経過とお付き合いしながら、少しずつ、少しずつ平滑面に仕上げていきます。

なお、今回のモルタルは、外壁施工に使用する樹脂モルタルではなく、

樹脂の入っていないモルタルです。

これには理由があって、樹脂モルタルは、その樹脂材料の接着力が強く、

「抑え」の作業ができないのです。

「ひび割れ」対応、という目的のためには、樹脂モルタルが向いているのですが、

①つるっとした、抑え仕上げが出来ない。

②表面的な強度が必要。(荷重がかかる場所)

という理由で、昔ながらのモルタルを使用しています。

この後は、そのつるっとした仕上げを活かして、塗装仕上げになるようです。

モルタルは水を吸い込みますので、汚れに対して弱いです。

それを防ぎ、かつツルッとした質感を残すことが出来るのが塗装仕上げという訳です。

逆に言うと、塗装という薄い仕上げ材は下地の凹凸を隠すことは出来ません。

ツルッとした質感は、左官屋さんの腕次第と言う訳なのです。

写真撮影

西建さんの現場から

今日は、写真撮影の日。

というか、金曜、土曜と美装工事があったので、最短が日曜。

しかも午後からは雨の予報なので、早起きしてでかけました。

運よく、青空がのぞく撮影日和。

この手すり一つ取っても、かっこいいですね。

中も外も思いっきり凝っているお家ですので、是非内覧会に行きましょう。

情報が出たら、本ページからリンクしますので、こうご期待ください。

なお、撮った写真は西建さんにお渡しするので、

「りっきーのブログ」で掲載されるのではないかと思います。

エレベーターの導入

住宅の建築に携わってきましたが、エレベーターを設置することはありませんでした。

ですが、RC物件の断熱改修工事に必要な設備だったので、早速下調べ。

メーカーに電話をかけて、まず尋ねられたのは。

じょうようですか?」  

という一言。

「はぁ?」

じょうようって何ですか?」

「あのですねぇ・・・」

じょうようとは乗用の事で、ホームエレベーターと区別しているようです。

建築の現場でじょうようと言ったら常用。

日雇いではなく、月給で払うよ。という意味。

建築外の方ならば、おまんじゅうですかね。上用まんじゅう

業界変わると、言葉も変わりますね。漢字は偉大だ。

話を戻します。

メーカーさんの問いかけは、業務用か民生用かという質問だったみたいです。

ここで、業務用(乗用)と、

民生用(小規模建物用小型エレベーター/ホームエレベーター)の違いを。

住宅に取り付けるホームエレベーターは価格も安い(?)ですが、性能もそれなり。

簡単に違いを

①一日の利用頻度は50回以下

②不特定多数の人が使うことを想定していない

③スピードは半分以下。

業務用のエレベーターは、45m/sが基本。

一方で民生用は20m/s(下りのみ30m/sというメーカーもある)

なので、普通のエレベーターのイメージで乗ると、「びっくりするほど遅く」感じます。

今回は不特定多数の人が使いますので、メーカーさん言う所の常用です。

因みに、エレベーターの世界は、

日立、三菱、東芝、オーチスが日本では多いです。

ちなみに民生用では三菱と日立は合併していますが、業務用は別会社。

東京スカイツリーは、東芝と日立でしたね。

日本メーカー好きなので、国内メーカー三社の中からの選択となります。

あっ、そう言えばシンドラー社というメーカーもありましたね。

外壁できてます

西建さんの現場から

ちょっと内部の仕事ばかりフォローしていましたが、

外壁が完成して、足場も外れています。

こ~んな感じ。

これは、一見の価値がありますよ。

見学会は12月15,16日。

左官の職人さんも「完成見学会に顔出して良いかなぁ」と言うほどの出来映えです。

みんなの評価が気になるらしい。

さて私はN社長から、「住宅の写真撮ってね」と依頼されていますので、

今週は撮影ウィーク。

まだ、完成していないんですけどね。

モルタル仕上げを解説する 中間~

前回の続きです。

開口の内部と、その出隅4カ所がようやく終了。

で、この状態です。

この後は、何をするかというと、

こんな事をします。

分かりづらいので、アップ!!

せっかく塗った所にコテを入れて切り飛ばします。

前回までの作業は、出隅というコーナー部分を作る作業だったのです。

今度は、前面を仕上げる工程なので、余分なものを取り除いています。

では、連続写真で、

ものすごい手間のかけ方です。

職人さんに脱帽。

モルタル仕上げを解説する リワインド

昨日の説明は、少し解りづらいのでは・・・と反省。

でもって、定規の取り外し作業を連続写真でお送りします。

施工中です。

枠を取り外す作業

動きがあると、ぶれます(ごめんなさい)

 

内部の左右と上は形になっていますが、それ以外はこれから。

この後、内側から定規をつけて、前面の作業をします。

一つの出隅を作るために、定規を二回使います。

でその後、整形作業。

シームレスな壁を作るのは、ホント大変です。

でも、この仕上がりは、左官でしかできないのです。

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