- 2013年11月12日 10:54 PM
- CACICOウォール
住宅において、基礎は結構特殊な位置付けです。
なぜなら、「構造材かつ仕上げ材」の両方を担っているからです。
「基礎=構造材」
これは、誰がどう考えてもその通りです。
鉄骨造でも、木造でも、基礎だけは鉄筋コンクリートなのですから・・・
では、仕上げ材としては優秀でしょうか?
そんなことを言うと、「直島」辺りから、思いっきり批難されそうですが、
実は、あまり良いものだとは考えていません。
もちろん独自の素材感はあるので、個性的ではありますが
外部仕上げにするのは無駄。
というのが素直な意見です。
ダムだとか、瀬戸大橋の基礎部分だとか、置き換えが効かないものであればともかく、
デザインとして外装材に使うのは、お勧めできません。
それは、建物の寿命を縮めてしまうからなのです。
外断熱工法ハンドブック2003年からの転載ですが、
コンクリート構造物の寿命を外断熱の有る無し、つまりコンクリートを仕上げにするかどうかで較べています。
この図によると、
外気に直接さらされた場合の劣化開始は65年後。
外気から守られた場合の劣化開始は180年後。
と推察されています。
何と、3倍近くの差が・・・
ここまで寿命が変わるって事は、外部仕上げに向いてない。
って事ですよね。
構造材を外部環境で苛めて、何がうれしいんだか。
などと、へそ曲がりな感想を持ってしまうのでした。
あっ、もちろん内部仕上げ材であれば別ですよ。
CACISU中央公園では、室内をコンクリート剥き出しにしていますが、
それはそれで、廃墟っぽい味わいがあって良いものです。
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- コンクリートは仕上げ材か? - CACICOブログ より
