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CACICOの毎日のアーカイブ

e-TAXに挑む

昨日、ようやくe-TAXの処理が終了しました。

e-TAXは、ネットを使って確定申告ができるシステムです。

必要な機器は、ICカードリーダー・ライターのみ。

まぁ、言ってみれば高速道路のETCみたいなものです。

e-TAXを使用すると、3000円の税額控除が受けられるのですが、

ICカードリーダー・ライターは2000円程度からあるので、一回で元が取れます。

RCの外断熱改修工事現場の近くには、国税局があるのですが、

ここ一月近く、平日の駐車待ちの列が途切れません。

なぜならば、確定申告の時期だから。

所得税と贈与税は締め切りが3月15日ですね。

そこで並んで相談するぐらいならと、ネットでの確定申告に挑戦しました。

 

さて、このe-TAX。ソフトとしてはすごくよく考えていると思います。

会計処理に知識がない人を対象にしている感じがあります。

macの事は分かりませんが、私の機械はT社のノート。

セットアップは、IE(インターネットエクスプローラー)がお薦め。

と書いていたのですが、まぁ何でも良いでしょう。

と勝手に判断して自分が使っているブラウザー(国産のスリープニール)で進めていると、あえなく失敗。

仕方なく、IEに変えると、比較的サクサクと進む。

時間はかかったものの、セットアップは終了。

じっさい金額を入れるところも、源泉徴収票に色分けがされたおり、その色で入力場所がわかる。

おぉ、私向けだ。

おぉ、これは簡単かも?と思っていたところに落とし穴がありました。

最後の送信作業になぜか移れない。

いろいろ調べたあげく、夜中に断念。

このe-TAXは平日ならば、幅広い時間帯で電話サポートがあるので、

まぁ聞けば分かるでしょう。と軽い気持ちで電話をしました。

ところが、アドバイスのほとんどが既知のもの、

30分以上いろいろと試したのですが、

結論は「コンピューターを変えてみる」というもの。

そこで、以前のP社を引きずり出してチャレンジ。

こちらはP社のXP仕様。

今までどうしてもでなかった送信画面を拝むことができ、

「やった、完了か?」

と喜んだのもつかの間、次の落とし穴が。

先述のICカードリーダー・ライターを認識しない。

ここで件(くだん)のサポートセンターに電話をしたが、それでも解決せず・・・

もうダメ元で、連れ合いのT社ノート(私とは機種が違う)を借りてみると

なぜか、サクサクッと終了。

「なんでやねん」

と大阪弁で突っ込みたかったのですが、

まあ、終わりよければ全てよし。

今年の確定申告。

還付金850円でした。

・・・来年は、もっと早くできるでしょう。やり方を覚えてさえいれば。

「外断熱」関西セミナーへの参加

NPO外断熱推進協議会に参加していますので、今日はセミナーに参加しました。

今日のテーマは、

夏期の都市で起こる温度変化と遮熱塗料の効果

屋上防水における断熱・遮熱の効果

ドイツのバウメッセ(商品展示)視察の報告

 

というもの。

現在行っているRC外断熱改修にもピッタリな内容なので、興味津々です。

さてさて、テーマは遮熱と断熱はどちらが大切か。という話でした。

結論としては、どちらも必要。

もう少しシビアに言うと、遮熱だけでも断熱だけでも問題が発生する。

というのでした。

遮熱と断熱。

リフォームで行う場合、簡単なのは遮熱です。

なぜならば、塗装だけで済むからです。

遮熱は原則熱を反射する作業なので、塗装だけで終わります。

一方断熱と言うのは断熱材の厚みが必要になるため、

デザイン的に変わったり、コスト的にも(遮熱と比較して)高く付きます。

そこで商売的に出てくるのは、

断熱工事は必要ないですよ。大切なのは遮熱です。というトーク。

熱の伝わりは、その大部分が輻射熱で・・・

という展開です。

実際、遮熱工事の方が伸びている現状でもあります。

次回は、その問題点をまとめます。

タイル仕上げを変更する

RC外断熱改修の様子です。

さて、高級感があるとの理由で、タイル仕上げのビルは多いです。

今回はタイル仕上げについて考察してみます。

タイルは表面が釉薬で覆われています。

ですので、タイル自体の汚れや色落ちに関しては、ほぼ完璧です。

ですが、タイル自体は完璧でもいくつかの問題点もあります。

①目地の汚れ

②防水性能がない

③落下の危険

①の汚れは、まぁ気にするほどではないですね。

キッチンの壁だと気になるかも知れませんが、外壁なら問題ないでしょう。

問題は②と③です。

以前、鉄筋コンクリートにも防水はした方が良い。というエントリーをした事がありますが、

タイルという仕上げはRCで防水する。という前提で使用される仕上げ材です。

なぜなら、タイルの目地から水が浸入する可能性があるから。

「打設検査」という言葉があります。

これは、タイルの表面を叩く事によって、タイルの裏側に問題がないかどうか確認する作業です。

タイル自体が傷む事は想定していないのですが、

裏側に水が回ってRCが劣化していないかどうかを調べます。

タイルの裏側に水が回り込んで、RCが劣化しているとどうなるか。

a 室内側への漏水

b 躯体自体の耐久性の劣化

c 外装材の脱落

という問題が発生します。

特に最後の「外装材の脱落」というのが問題。

で、③落下の危険です。

外国の例を持ってきて日本を批判する(でわの神と言います)のは趣味ではありませんが・・・

アメリカで新設されるビルには、タイル仕上げは無いそうです。

あるのは、タイル模様をつけた左官仕上げ。

なぜならタイルは落下して、人を傷つける可能性があるから。

賠償問題になった場合、訴訟国家のアメリカでは恐ろしい額になります。

そこでビルオーナーは、いざという時のために損害保険に入るのですが、

外装材に落下の可能性が大きい場合

保険会社が保険を受けない。もしくはすごく高い掛け金を提示する。

らしいです。

一方日本では、そこまでの心配は要らないかも知れませんが、

なんと言っても世界一の地震大国。

落下の危険性がある外壁。

というのは、あまりお薦めできません。

国が生コンを作る

昨日のニュースに、こんなのがありました。

3/4の朝日新聞からです。

被災地4カ所に生コン設備

国土交通省は3日、東日本大震災の被害にあった岩手、福島両県内の計4カ所に、国費で生コンクリートの製造設備を設置する方針を明らかにした。

以前、被災地では生コンが高騰しているという話を書きましたが、

民間投資を待つ時間が無い。と判断したのでしょう。

岩手県の沖合にミキサー船を浮かべて、生コンを作る。費用は全額国負担。

と言うのは、すごいです。

いくら予算を付けても、20年間の景気低迷で「設備自体が少ない」状況

急には増産体制が取れないので価格が高騰。

だったら、国が税金で作るよ。

という話です。

そういう税金の使い方なら、私は納得できますね。

結露しないサッシを使おう

CACICOの外壁を使ってくれている工務店さんにもお話をしている事。

それは

住宅は、冬に加湿が出来る性能の建物にしましょう。

という事。

結露は当然ながら、断熱の一番弱いところで起こります。

住宅の一番断熱の弱いところ、それはサッシの枠です。

「窓際に立っていると寒い」という所から、よく「ガラス」なのでは?

と思われている方がいます。

ですが、ペアガラス仕様の場合は、ガラスではなく枠です。

それは、結露の場所で判断できます。

シングルガラスの場合は、がラス一面で結露しますが、

ペアガラスの場合は、サッシの枠に沿って結露します。

つまり、ガラスがダメなのではなく、サッシ枠の性能が、近くのガラスに影響を及ぼしているだけなのです。

結露が何が悪いのか?

それは美醜の問題ではなく、冬場、室内を加湿するのが難しい。

という一点に尽きます。

この表を見て頂くと分かるのですが、生活者にとって快適な状態が、微生物にとって住みづらい環境なのです。

冬場、室温20℃&相対湿度50%と言うのは、で暖房&加湿器をかけた状態です。

ただし、窓などで結露しない場合の話。

いくら加湿しても、どこかで結露を起こしているのでは、湿度は上がりません。

ですが、日本で発売している「樹脂+アルミ」のサッシは、全てこの条件を満たさないのです。

海外品であれば、木製や高断熱アルミサッシも存在するのですが、

日本製品では、樹脂サッシしかありません。

もっとも大手メーカーさんのラインナップには、必ず樹脂サッシが入っていますので選択は可能です。

お家造りの可能性がある人は、頭に片隅に入れておいてください。

消費税は上がるのか?

住宅関係の仕事が、だいぶ忙しくなってきているようです。

消費税が上がるのが前提のルールによると

①今年の9月末までに契約

もしくは

②来年の3月末までに引き渡し

の住宅は、5%の消費税だそうです。

もちろん、消費税が上がる事が決定している訳ではありませんが、

2000万円の建物だと、60万円上がる訳ですから、どうせ購入するのなら・・・

という人の気持ちも分からないではありません。

で、本当に消費税が上がるのか?

という話ですが、私個人は「あがらない」と思っています。

政治の話になって恐縮ですが、

現在の安倍首相は、昨年の10月に行われた自民党の総裁選で、

「景気が回復しなければ、消費税増税はしない」

と発言した唯一の候補者だったのです。

5人いましたが、ホント1人だけでした。

景気弾力条項」で書いたのですが、現在の消費税増税は時の権力者、

つまり今年10月の首相が増税をするかどうかを決定しても良い。という法律なのです。

もちろん、以前の発言(政治公約ですが)なんか知らないよ。

という可能性はないとは言えませんが、

公約を破ったら相手にされない。という現実をみている訳ですから、

安倍さんが首相であれば、税率は変えないと思います。

来年の4月に増税なんかしたら、確実に日本経済が失速します。

建築の現場的に考えれば、

駆け込み需要で瞬間的に仕事が増えても、材料・人材の供給能力が追いつかない。

というのが現在の状況です。

例えば東北ではコンクリートの価格が異常に上がっていると聞きます。

コンクリート、つまり生コンクリートはミキサー車で固まらないように運ぶのですが、一時間圏内が目安。

だけど、デフレによる減産&震災で生産設備が少ないものだから、需要に生産が追いつかない。

生産設備を増やしたくても、先行きの景気に不安があれば、企業は投資しません。

震災復興だけ(と言っては何ですが)で需要が終わるようであれば、投資はされないでしょうね。

影響度合いは違いますが、それは全国的にも言える事です。

今年は好況かも知れませんが、増税前の駆け込み需要ならば来年度には反動が来ます。

つまり、消費税が上がれば需要が冷え込むのは、容易に想像できます。

景気回復で支持率が上がっている安倍さんが、

持論「景気が回復するまで消費税を上げない」を捨ててまで

消費税増税を行うとは思えないのです。

それは結果として、自分の首(支持率)を絞める事になるのですから。

サーナルーフの施工研修 その2

熱融着をもう少し詳しく説明します。

400度の熱風を吹き付けて、材料を溶かしてくっつける。

もう、見たとおり熱風を吹き付けて、ゴムのローラーで押さえていく。

至って単純な作業です。

もう少し近づいてみます。

この単純さが、防水という事に関しては大切なのです。

複雑な作業には、ミスが付きものなので・・・

さて、うまく写真に写っていませんが、継ぎ目に黒い線が出来ているのが見えるでしょうか?

裏面の黒い部分が溶け出している事で、しっかり融着した事が確認するのです。

ヨーロッパ的には、「はい、良く出来ました」で終了らしいのですが

日本人的には「その黒い部分を何とか隠したい」と思ってしまいます。

次はこの写真

平面は至って簡単ですが、出隅や入隅などは大変です。

写真は、前二つが出隅用。後ろ二つが入隅用の部材。

パッチというか継ぎ当てですね。

これがある事で、シームレスな防水が簡単にできるのです。

で、なぜ大小があるかと言うと、

大はヨーロッパの標準品。

小は日本に特化した、日本バージョンなのです。

これ以外にも副資材には日本化ライズしたものが数多くあり、

メーカーとして日本の工事現場に合わせようという覚悟が伝わってきました。

どんなに良いものでも、使ってもらわないと始まらない。

そんな気持ちが伝わってくる、良い研修会でした。

10年前の性能

三菱の冷蔵庫がすごいです。

このdB(デシベル)という表示は、音のうるささを表すものなのですが、

10年前と較べて、約半分まで静かにしている訳です。

で、この手の比較は良くあるのですが、何がすごいと言って

18dBというのは、他社においては現行品の性能なのです。

「他社さんは、ウチの10年前と一緒よね」とさらっと言っている訳です。

薄型の断熱材を採用して、横幅を広げず庫内を広げているのも三菱だけ。

もぅ、圧倒的に基本性能が違います。

じゃあ冷蔵庫は三菱、一択か。

と言えばそうでもありません。

我が家の冷蔵庫は、2002年製の三菱。

このとき、野菜室は真ん中だったのです。

ですが途中で三菱をはじめとする多くのメーカーが、

冷凍室を真ん中、野菜室を一番下というレイアウトに変更しています。

食生活が冷凍庫中心に変わったのかなぁ。とも思いますが、個人的には大変残念です。

その流れの中で、唯一野菜室センターで頑張っているのが東芝です。

名前も「ベジータ」。

ドラゴンボールしか思い浮かばないですが・・・

野菜室への力の入れ方は半端ないです。

高湿度でラップなしでも長時間鮮度を保つ「うるおい補給野菜室」のキャッチコピーが素敵。

なにせ

「雪下野菜のように、保存した方がおいしくなる野菜室。」

だそうです。

日本の冷蔵庫は、ヘンに発達しています。

くまモン続々

キャラクター好きではないのだけれど、何故かくまモンが増えている。

写真は、レジャーシート。

くまモンの後ろ姿だ!!と思い衝動買い。

と言っても高松で売っている訳ではないのだが、最近は進出が始まっている。

メジャー(?)なところでは、熊本産イチゴのパッケージには、くまモンが付いていることが多い。

スーパーでこれも見つけました。

エースコックの「くまモンの太平燕(タイピーエン)だモン!」という春雨スープ。

タイトルもゆるキャラならぬ、ゆる~いタイトル。

おぉ、とうとう全国ブランドに進出ですか。

と思ったら、発売は2011年からあったらしい。

写真は今年にパッケージをリニューアルした最新版。

で、ちょっと調べていたら、カゴメ野菜生活100デコポンミックス。

という商品ではテレビCMを発見。

因みにくまモンは2011年のゆるキャラ王。

2012年の勝者はお隣愛媛県のバリィさん(今治)らしいので、

そのうちバリィさんタイアップ商品が売り出されるんでしょう。

こんな国、世界で日本だけでしょうね。

ミルクフォーマー クレミオ

ミルクフォーマーを買いました。

簡単に言うと、牛乳泡立て器です。

機械の裏側には「電気牛乳湯沸かし器」という表記がありました。

カプチーノをお店で頼むと、泡立てたミルクが乗ってますよね。

でも、家ではコーヒー+ホットミルクだったのでそれを解決したく購入。

メーカーは、メリタジャパン。

ドイツの主婦、メリタさんが現在のペーパードリップ式を考案したそうです。

ついでに言うと、カリタというメーカーがありますが、こちらは日本のメーカー。

社長が「刈田さん」ではなく、一説によるとドイツ語のKaffee(コーヒー) Filter(フィルター)をもじって、

Kalitaにしたらしいです。でもメリタを意識はしていますよね。

話が脱線しました。

早速作ってみたのですが、一分ちょっとで暖かい泡立てミルクの完成です。

砂糖入れたら、そのままデザートになりそうです。

でもってコーヒーを投入。

おぉ、朝のコーヒータイムがグレードアップしました。

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