- 2011年10月14日 10:15 PM
- 「かしこい家」の性能
以前、断熱材を充填するという話をしたのですが、断熱材なら何でも良い訳では
ありません。
性能が出来るだけ高い製品、を選択するように心がけています。
海外でパッシブハウス等の高性能住宅を見ていて思うことは、壁が非常
に分厚いということです。
壁厚が、優に20㎝は有り、その外側に付加断熱を付けるのが普通だったりします。
自然素材を材料にした断熱材を、これでもか、と詰め込むのですが、
日本の状況を考えた場合、そのような物量作戦は、まずサイズの問題でNGな気が
します。
小さくて、高性能。というのは、日本の工業製品の売りですが、それは断熱材に
おいても同様かなぁと、私的には考えます。
じゃあ、日本でもっとも性能の高い断熱材は何か?
それは、セキスイが出している、フェノバボードです。
数値で言えば、0.019 W/(m・K)。
この数値は、少なければ少ないほど性能が高いと考えて下さい。
次に性能が良いのが、旭化成のネオマフォームで、0.020 W/(m・K)。
続いてアキレスのキューワンボードが、0.021 W/(m・K)
この辺りが、高性能断熱材グループです。
押出法発泡ポリスチレンフォーム保温板3種という、ジュゲムの様な名前の断熱材種があります。
板状の断熱材の中では、一般的に普及している材料でもあります。
性能は、メーカーによって少しずつ差があるのですが、例としてO邸で基礎の外側に使っているスタイ
ロフォームATという商品であれば、0.028 W/(m・K)という数値になります。
余談ですが、なぜ基礎の外断熱に高性能なものを使用していないかは、断熱性能より白蟻対策を優先したためです。
引き続いて、高性能グラスウールやロックウール、セルロースファイバー等は、0.036 W/(m・K)辺りですので、感覚的に性能差が分かって頂けると思います。
- 新しい: 「はやぶさ」来県
- 古い: JIOの構造体検査です。
