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「かしこい家」の性能のアーカイブ

竹串の目的

以前も書いたことがあるのですが、再度登場です。

断熱材に突き刺さっているもの。

これは何か解るでしょうか。

見たとおり、竹串です。まんまですいません。

目的は、隣の断熱材との段差を無くす為です。

断熱材は、樹脂+モルタルで接着させるのですが、

その接着面の厚さは、微妙に変わっていきます。

何も考えずに貼っていくと、当然ながら凸凹になってしまうため、

隣の材料と出巾を揃える必要があります。

湿式外断熱発祥の地(?)アメリカでは専用の材料があるらしいですが、

日本では、どこでも安価に仕入れられる

「竹串」がベストです。

で、これって実は性能に直結しています。

ポイントは軽いという所。

外壁を塗りで仕上げる場合、問題になるのは「ひび割れ」です。

で、ひび割れ(クラックと言います)の原因は

「下地が動いた」

と言われるものがほとんど。

建築物は、多かれ少なかれ、動きます。

RCはそれほどでもないかも知れませんが、

木造や鉄骨は、風などの影響を受けて、結構動きます。

その揺れ、つまり「歪み」はどこに発生するかというと、下地の継ぎ目です。

「揺れ」による影響は、大きさと重さに比例して表れます。

下地が大きくて重ければ、その「継ぎ目」にかかる力も倍加するという訳。

CACICOの場合、下地は軽くて小さいです。

なおかつ馬目地と呼ばれる、目地が揃わない方法で貼っていきます。

継ぎ目が揃うと、歪みが集中しやすいからです。

こんな事が出来るのも、ひとえに竹串で調整できるほど下地が軽量だからです。

 

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カットサンプル

外壁を言葉でいくら説明しても、なかなか説明しきれない。

それならば、ということでカットサンプルがあります。

メーカーのY氏が手作りしているのだと推察しています。

ご苦労様です。

で、今回はサイディング屋さんにお願いして、

一般的な外壁バージョンを製作してもらいました。

どちらもリアリティがある(本物なので)のですが、

いちばんに感じたことは、

「サイディング重っ!!」

という事です。

「1/4の軽さ」と聞かされても「ふ~ん」ですが

現物持つと嫌でも体感させられます。

で、このサンプルにはもうひとつ仕掛けが・・・

それは、実物でご確認下さい。

ってカットサンプルですけどね。

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いまなら、等身大のカットサンプル(?)で、公開中です。

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創意工夫

今日の主役はこれです。

と言っても、その中身ではなく、「取っ手」の部分。

使い方は、こんな感じ。

樹脂モルタルを塗り込んだ断熱材を持ち上げる道具に使っています。

なるほど、それは思いつかなかったなぁ!!

ある意味、軽さの証明ですね・・・

風が強いと厳しいでしょうが、そうでなければとっても効率的。

モルタルを塗りつけるスピードも、初日から考えると

3倍ぐらいのスピードで仕上げていきます。

「KAIZEN」のスピードが半端ないです。

さすが、職人魂。

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実験します

現場で作成した実験装置です。

断熱材の端材で、目地シーリングを挟み込んでみました。

目的は、仕上げ材料とシーリング材の密着性の確認です。

メーカーにも問い合わせは入れているのですが、今のところ回答が返ってきていません。

また仕上げ材料と一口に言っても、多種多様ですので、とりあえず実験から。

ただのスポンジのような目地シーリングですが、その膨張力は半端じゃないです。

端の方が広がっているのが見えるでしょうか。

製作協力してくれた大工さん、ありがとう。

 

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「軽くて、強くて、美しい壁」 見学会

見学会が始まりました。

すいません、やる気のない貼り紙ですね。

トップバッターは、工務店の専務さん。

この見学会は、同業者も大歓迎です。

ですから、「この工務店で建てるんだけど、一緒に来ました。」と言うのでも全く問題ありません。

この外壁を普及させたい。と言う気持ちでやっていますので。

さてさて、同業の方と話をする時は、両極端になりがちです。

経験という「共通点」が良い方にも悪い方にも「ドライブ」がかかるからです。

翻って今回は、非常に話がスムーズでした。

湿式外断熱に関する疑問や不安などが、自身が感じてきた事に近かったからでしょう。

私は新しいものを導入しようという時、できる限りその欠点探しをします。

当然欠点のない商品などありませんから、いくつか出てきます。

その上で、既存のやり方と比較検討します。

未経験というファクターも含めた上で、プラスが多ければ導入。

マイナスが多ければ見送る。というスタイルです。

自身の経験からいって、CACICOの外壁はマイナスが非常に少ないです。

その辺りを是非現場で確認して欲しいです。

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外壁における重量とは?

断熱工事が、2日目に入りました。

勝手は違うものの「壁を貼る」という点では同じ行為なので、速さはともかく工事は順調です。

施工が大きく違ってくる理由の一つに重量があります。

一般例と比較してみます。

最近多い横貼りサイディングは、サイズが455mm×3030mmというサイズ。

標準的な単体重量は、軽く20kgオーバー。

これを足場の上で振り回します。

一方CACICOの場合は、2本の指でつまめる重さなので、体に対する負荷は全く違います。

体力勝負の面があったサイディング業界としては、画期的な変化です。

職人さんに優しい壁?

それだけではありません。本命は構造体、つまり家に優しい壁なのです。

M邸の外壁面積はおよそ200㎡あります。

一般サイディングの場合、平米20kgと言われているので、

20kg×200㎡=4,000kg

つまり壁自体の総重量は4tにも達します。

一方CACICOの場合、この後塗り壁をする事を考慮しても、平米5kg程度。

同じ計算をすると、5kg×200㎡=1,000kg

1/4なので、総重量1t。(それでもけっこう重い気が・・・)

地震荷重という言葉があります。

これは、地震の時に建物に作用する「力」の事なのですが、建物の自重に比例します。

つまり、重い方が地震の影響を大きく受けるという事なのです。

上の例で行くと、サイディングの住宅より3tほど地震エネルギーの影響が少なくなると言う訳です。

もっと解りやすい所でいくと、あなたの着ているコートの重量が1/4になったら、すごく快適だと思いませんか?

季節を考えない例えですいません。

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断熱材の貼付開始

本日から、断熱材の貼付を始めました。

栄えある一枚目がこちら。

湿式外断熱工事の中で、もっとも経験の無い作業の始まりです。

職人さんもに「ちょっと勝手が違う」感が・・・

でも、以前スターターを作った時のように「職人魂」を見せてくれるものと期待しています。

さて一般的な外張り断熱では、ワッシャーを使って固定します。

断熱材は軽くて柔らかいです。

そのため、ビスだけでは固定ができないので、このようなプラスティックの部材を併用して、面で保持します。

と言っても結局はビスによる固定なので、一般の外壁と基本は同じです。

ですが、CACICOの外壁は違います。

「そんなに言うなら、現場を見せろ」

と言う声(あるのか?)にお答えして、今週末から工事途中の見学会を開催することにしました。

詳しくは、ニュースリリースをご覧下さい。

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コーキングを超えるもの 2

昨日、ネタだけ振って終わった「目地シーリング」

その現物の写真です。

「…ただのスポンジに見えるのだけれども。」(嫁)

いやいやいや。私も始めはそう思ったが、そうじゃなくて。

気を取り直して話を進めます。

実は、これ膨らんだ状態です。

納品(圧縮加工)時に5mm程度のものが、ここまで(低いところで3㎝)膨らみます。

この商品の特徴をもう一度

透湿性    湿気を逃がしますので、外断熱に向いています。

耐降雨性  最大600Pa(パスカル)の暴風雨に耐える。

追従性    壁や窓枠の伸び縮みなどに追従。

最大600Paって、大型台風が900Paぐらいですから、ものすごい性能。

しかも、メーカーの実暴露試験(加速試験ではない、実時間経過させるもの)では、

15年間性能劣化が無かったとの事。(当然ドイツの話です)

「そう、すごいな…。でも知らずに床に転がっていたら、絶対捨ててるなあ。」

・・・いや、実際はものすごいヤツなんですよ。

これからのCACICOの定番仕様に決定です。

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コーキングを超えるもの

外壁のメンテナンスといえば、塗装の塗り替えとコーキング打ち直し。

これが定番です。

この2つですが、どちらが大切かと言えば、コーキングかな?と思います。

塗装は美醜の問題が大きいですが、コーキングは痛んでくると(業界では「切れる」と言います)、

隙間から水が外壁の裏側に回り込みます。

以前も書きましたが、外壁の表面(コーキング)は一次防水です。

最終の防水ラインは、外壁の裏側にありますが、表面の性能が良いのに超した事はありません。

塗り防水、高性能断熱材、と良い材料を選択してきたのですが、

唯一旧態依然なのは、コーキングでした。

何かないか・・・

と探していると、やはりあるものです。

それが、目地シーリングという商品。

宣伝文句は、「防水性と透湿性を兼ね備えた理想的な商品」。

この言葉、一般の人はピンとこないと思いますが、業界関係者はびっくり仰天レベルです。

何せ、コーキングには持ち得ない透湿性がある上に、耐久性も良いらしい。

知ったからには、CACICOの外壁からコーキングはすべて削除。

目地シーリングに変更です。

数回に分けて説明しますので、今回は前振りと言う事で・・・

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外断熱の準備開始

昨日導入を決定した黒い断熱材を使って、外壁工事の準備を始めました。

CACICOの外壁ですが、以前下地は「針の穴も許さない防水」と言う話をしました。

外壁の仕上げ段階で、穴が空くようでは、まったく意味がありませんので、

防水層を傷つけない、外壁仕上げに挑戦しています。

その肝が、断熱材の接着工法です。

香川県の職人さんが木造でこの仕事ををするのは(多分)初めて。

その準備をしているのですが、はてさてどうなるでしょうか。

まずは、スターターと呼ばれる材料を自作してもらっています。

人生で左官のコテを持った事のない職人さんばかりでしたが、2~3時間もすれば、

器用にコテを操っていました。

さすが、職人魂!!

この仕事は訳あって、外壁業者(サイディング屋)さんにお願いしました。

どんな訳?

それは、香川の外壁を塗り壁メインにしたい。

という、CACICOの勝手な妄想から始まっています。

コストのあまりかからない塗り壁として、流行にしたいです。

そのためには外壁で大きなシェアを持つ、

サイディング業界に仕事を頼むのが近道なのでは・・・

と考えたのです。

運良く話にのってくれる会社を見つけ、今日に至っています。

外壁工事の詳細は、引き続きブログでお届けします。

工事日程の都合で、外壁の現場施工は来週の予定です。

それまでお待ち下さい。

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