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「かしこい家」の性能のアーカイブ

続・玄関の仕事

先日に続いて、床の洗い出しです。

いろんな方法があるのですが、今回は

下地→砂利接着→モルタル流し込み→拭き取り

という過程で進めました。

写真は、最後の拭き取りシーンです。

昔は、ここで言葉通り「水で洗い出す」やり方でした。

最近は、スポンジで拭き取る方が、ムラが少ないとの事。

拭き取りの前後を比べてみます。

なかなか良い感じてす。

ちなみに、この砂利は高知産の「大磯」という商品です。

四方に木製の枠が入っているのが分かるかと思いますが

こちらは、硬化後に取り外して、目地を打ちます。

なにげに、たくさんの工程があります。

玄関の仕事

左官屋さんと話し合って、玄関は思いっきり和風にしてみました。

四角く抜いている所は、砂利の洗い出しです。

ちょっと分かりづらいですが、壁の一番低いところと同じです。

全面にすると、しつこい&隅の部分が綺麗にできない。という事から判断しました。

壁も、室内は塗りっぱなし風のコテパターンですが、玄関だけは横ラインを入れて雰囲気を変えてみました。

この写真の方が、仕上げがわかりやすいですね。

室内の家具付けも進んでいますので、今月末にはお引き渡しできる予定です。

建築の中で、左官さんほど、「人」による差ができてしまう仕事は無いでしょうね。

他業種で言えば、コックさんが近い気がします。

それぐらい、「人」によって仕上げは変わります。

秘密兵器・制作中

以前、研究開発というブログにあげた発泡スチロール切断機。

仕事の合間を縫って開発をお願いしたいたのですが、その試作品ができてきました。

開発チームから送られてきた写真です。

夜間作業が、まざまざと分かります、ご苦労様です。

メールから抜粋

 

今回でほぼ 電気的な使用は決まってきています。
後は パワーの確認と スイッチ関係の使用を考えています。
今回から前回購入したスライダックをやめて
24V200Wのダウントランスを使用しています。
通気口付の トランスボックスも 自作してみました。

おぉ、開発秘話っぽいですね。

で、M邸現場にて現物と対面。

いかにも試作機、という感じで良いです。

作動確認もばっちりでしたので、次は「使える道具」に作り上げる作業に入ります。

西建さんの現場に間に合うのか?

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基礎の外断熱②の続き

前回、話が拡散してしまったので、その続きを。

床下換気を機械でしてまで基礎断熱をする必要があるのか。

という問いに関しては、24時間換気の範囲を少し広げただけ

という考えであれば、コスト的な追加は少ない。

また床は直接足で触る。というのは壁や天井の断熱より厳しい条件である。

という話までしました。

まとめると、床下換気を導入するコストアップは少なく、

逆に、「板子一枚下は地獄」のような、足の下がすぐに外気温度より、

床下を室内空間に近い温度に保ち、外気との緩衝地帯にした方が

体感できる快適度が違う、と思うのです。

基礎の外断熱が普及しない理由の最後ですが

③仕上げ材の選定です。

これは断熱材の表面に直接塗れる仕上げ材の知識が少ない。

という事に尽きます。

断熱材に塗装をして長期の耐久性があるのか?

断熱材の継ぎ目が見えてしまうのではないか?

大きくコストアップするのではないか?

などと考えてしまいます。

ですが解決方法はあります。

断熱材を樹脂モルタルとメッシュシートで覆ってあげれば良いのです。

→外壁と同じです。

もっとも、最後に塗る仕上げ材だけは、基礎の専用品が必要です。

地面に接しているため、泥はねや水の吸い上げなど、

外壁とは違う条件があるためです。

「下地作業」という工程が増えるので、若干のコストアップに繋がります。

結果として、

①シロアリ対策     →防蟻断熱材と防蟻笠置

②床下の機械換気   →部屋一つ分換気場所が増える

③仕上げ材の選定   →下塗りが増える。

すべてにおいて、少しずつコストが上がります。

結局、理屈ではなくコスト?

でも、この程度であれば、得られる快適性に比べて微々たるものだと思うのですが。

サラダ油は何のため?

しょてから、料理ネタですか?

いえいえ、こんな大量に料理しませんし・・・業務用ですよ。

現場のブルーシートの上に鎮座したこちらの商品。

どこからどうみてもサラダ油です。

でも、ここで天ぷらを揚げたりするわけではありません。

木部の仕上げに使うのです。

木部の仕上げには、いろんな方法がありますが、今回は相談の結果

サラダ油を塗ることにしました。

なにかべたついて、虫が寄ってきそうな気もしますが、

建具の専門家からのお勧めです。

このサラダ油の感じ。

完成見学会も、ホームページ上のみで行いますので、

ぜひ、見に来てください。

実は私も初めての経験なので、どんな感じになるかドキドキしています。

基礎の外断熱②

昨日「新しい現場」で、基礎の外断熱化に対する留意点を挙げました。

①シロアリ対策

②床下換気を機械でする必要がある。

③仕上げ材の選定

シロアリ対策は前回説明したので、今日は②の話をします。

基礎を外断熱にする。

ということは「床下が密閉空間」になります。

RCは施工後1~2年は、多くの湿気を放出するため、その対策も込みで

換気装置が必要というわけです。

ここであえて反証を

「そこまでして基礎で断熱をする必要があるのか」

床面で断熱して、床下は自然換気に任せた方が良いのでは。

という意見です。メリットは

A 設備機器に頼らずに済む

B 断熱範囲が狭くなるので効率的

という所でしょうか。

Aは確かにその通りです。

機械式換気だとメンテナンスも必要でしょうし、イニシャルやランニングコストもかかります。

ただし、基礎だけを単体で考えればという条件ならばです。

家全体で考えれば、ちょっと見え方が変わります。

現在工事中のM邸の床下は、気積としては四畳半一部屋ぐらいの空気容量です。

つまり住宅の換気システムで考えた場合、

小さめの部屋が一部屋増えるだけの負担でしかありません。

住宅本体に換気機器が導入されているのだから、一部屋ぐらい増えてもどうって事ない。

というのが、Aに対する私の見解です。

続いてBです。

同じ断熱するのであれば、範囲を限った方が効果的ではないのか?

という事ですね。これ、うちの嫁に言われたのですが、なるほどです。

まず結論から。

断熱性能が高ければ理論的に有りですが、構造的にも対応が難しい。

説明は非常に理屈っぽくなりますので(今までもそうですよね)良ければおつきあいください。

床下で断熱するというのは、根太という床下地材の間に断熱材を入れることを指します。

この方式では、根太の高さ以上には断熱材が入りません。

根太の高さは一般的に4.5㎝ですので、断熱材の厚みは4㎝程度でしょう。

そこに、床の特殊な条件が追加されます。

壁、床、天井、家の内装の中で、床だけは「人が直接触ります」

ですから、暑い寒いも、直接伝わります。

冬場、窓の近くに立つと寒いですよね。その状況で、窓ガラスを触ることを想像してください。

当然ながら、近くにいるより触っている方が、もっと寒いです。

床の断熱というのは、そういう意味で条件が厳しいのです。

ですから、必要な断熱性能が確保できれば床下断熱でも問題ないですが、

現実的には木造在来工法では難しいです。

イラストを拝借したメーカーさんでも、木造在来は厚さ5.5㎝までしか対応していません。

(2×4工法は10㎝まで対応しています)

反証の反証がとても長くなってしまったので、続きは改めます、ぺこり。

追記

調べていると、大引きの間にいれる工法もありました。その場合は9㎝まで可能です。

「人が直接触る」という欠点は変わりませんが・・・

新しい現場

自社で提案する建物だけではなく、多くの人に使ってもらいたい。

そのひとつがスタートしていますので現場をご紹介します。

施工者は西建住宅さん。

若くて、かっこいい社長さんで、大工の棟梁としても一流です。

M邸の現場にも、たびたび足を運んで頂き、納得してからの導入となりました。

まずは、基礎からです。

基礎の外断熱は、リーズナブルな性能アップに欠かせません。

なかなか普及しない理由は、

基礎内部は自然換気で良い。

という造り手の思い込みだと思います。

今までやって来た手法を切り替えるのは、どんな業界でも難しいものです。

さて、そんな感情的な問題を除けば、問題点は大きく三つです。

①シロアリ対策

②床下換気を機械で行う必要がある。

③仕上げ材の選定

今回ご紹介するのは、①のシロアリ対策です。

シロアリ対策は、言い換えると蟻道対策。

普通の基礎でシロアリが建物に侵入するには、

基礎の表面に蟻道という土で作ったトンネルを作ります。

シロアリは、直射日光を嫌うためです。

住んでいる側から見れば、この蟻道を発見することにより、

シロアリの侵入を知ることができるわけです。

ですが外断熱した場合は、

その断熱材自体が、蟻道になってしまいます。

シロアリにしてみたら、わざわざ蟻道を作らずとも

断熱材を食い破っていけば良いわけです。

しかも、外側から発見することは、ほぼ不可能になります。

という理由で、外断熱とシロアリ対策は切り離すことができません。

CACICOが提案するシロアリ対策は大きくふたつあります。

①防蟻断熱材の使用

②物理的障壁の設置

防蟻断熱材はメーカーが10年保証を付けてくれる商品なので、安心も2倍なのですが、

メーカー施工要領に、追加仕様として物理障壁である「シロアリ返し」を設置しています。

写真で、断熱材上部に取り付けた金属部材ですね。

万が一、シロアリが断熱材を食い破って這い上がってきても

このシロアリ返しが最終防衛ラインになってくれます。

・・・シロアリが金属を食い破るのは不可能でしょうから。

建物に到達するには、一度外部に出て自身の蟻道を作る必要があり、

一般の基礎に比べて「シロアリの進入に弱い」という欠点は、ほぼ無くなったと考えます。

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キッチンの裏側

今日、キッチンを取り付けました。

一般的には壁に設置するのですが、今回はこんな通り。

私もこんなシーンを見たのは初めてです。

今回は、キッチンを先に取り付けて、

それから家具を取り付けることにしたからです。

なるほど、キッチンの裏側ってこんな感じなんだ。

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で、家の中はどうなの?

昨日の工事が進みました。

なかなかのよい感じですね。

2階の天井まで貼る勢いですが、それでは何日かかるかわかりません。

2階のフロアーラインに、紐(見切り)を回して、そこでストップです。

もう少しで、板張り終了です。

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家の中はどうなの?

外ばかり話をして、家の中はどうなの?

と思われている人もいるかも知れません。

という訳で、中の写真を少し。

階段回りの造作を進めています。

M邸は「木製の廻り階段+鉄骨のストレート階段」という組み合わせです。

階段が取り付く壁は、ちょっとアクセント。

床材を貼るイメージで壁を仕上げる事にしました。

「良い感じにランダムに貼ってね」

この私の指示が、どんなに大変か・・・

大工さんありがとう。

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