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ぬるっとした軟太郎

少し前、水道水からCa(カルシウム)やMg(マグネシウム)を除去する「軟太郎」の話をしました。

ボイラーのためには「有効」という話ですが、人にはどうなのか?

このためには、試してみるのが一番。

なので、体感するためのセットをお借りしました。

それが写真の簡易55号です。

サイズ的には、「消火器の大きい版」という所で、これで約1週間分のお風呂用の水が軟水に出来ます。

体感した結果は、確かに石鹸の泡立ちが良くなりましたが、一番印象的だったのは

「ヒフがぬるぬるする」ようになったこと。

これ、とても説明が難しいのですが、それまで石鹸を使った後の感触というのは、

よく言えば「つるっとした」、悪く言えば「突っ張った」感じがありました。

それが、ぬるっとした感じに変わったのです。

まず、以前のつるっとした感じから説明が要りますね。

これは、ヒフの表面に石鹸カスが滞留して起こる感覚らしいです。

すすぎが甘い。訳ではいそうです。

実験によると、3分近くすすいでも、大多数の石鹸成分が、石鹸カスという形で残留するらしい。

浴槽にこびりつく石鹸カスの頑固さは、人間の皮膚上でも如何なく発揮されるのです。

当然、取り除く事も出来るのでしょうが、生来の皮脂までごっそり取ることになるらしい。

一方、硬度成分が無い場合は、石鹸カスが発生せず、石鹸成分は簡単に水に流されるそうです。

で、水道水のナトリウム成分(つまり塩)のみを感じて、「ぬるっと」した感じだけが残ると。

まとめると

石鹸カスがなくなるため、ナトリウムの「ぬるっと」感が残った。

という話です。

石鹸カスが残っている。という理屈は、パンフレット上では理解していたのですが、

実際体験するまでピンと来ませんでした。

何事も経験です。

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