- 2012年11月21日 12:43 PM
- 「かしこい家」の性能
昨日、西建さんの現場でモルタル仕上げをしました。
カウンターなのですが、継ぎ目がないつるっとした感じ。
と依頼されれば、左官仕上げ以外に選択肢はない気がしています。
「コテ塗り」と言えば、よく言われるのは、「割れる」という懸念。
「継ぎ目が無い」=「割れる危険」はセットです。
というか、継ぎ目が無いから割れやすいとも言いますね。
でもまぁ、できるだけ割れなくするのはどうしたらよいか。
と言う事で、今回は、室内空間&荷重がかかるという条件から、
バラ板にラスモル。というオーソドックスなスタイルを選択しました。
バラ板と言うのは文字通り、杉板を隙間を開けて貼る事。
違う現場の写真ですが、こんな感じ。
(こちらの写真は、黒石建設さんの現場)
そこにラス網(金網みたいなもの)を下地にモルタルを塗りつけていきます。
ラスモルタル、略してラスモルです。
日本人は何でも4文字に省略します。
で下地工事まで済んだ状態が、こちら
ちょっと拡大しますね。
ラスの網目が見えるでしょうか。
この程度の薄さに仕上げておいて、これから仕上げ工事に移ります。
CACICOの壁で、メッシュが見える状態と同じだと考えてください。
準備段階で結構な文量になったしまったので、次回に続きます。
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