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2014年4月4日のアーカイブ

要らないなら止めちゃえ

アメリカ研修旅行に行ったのに、その話が全く出てこない。

実は、遊びに行ったんでしょ。

いえいえ、そうではありません。

ちょっとした知恵熱状態なのです。

省エネ住宅の最先端と言えば、ドイツを中心としたヨーロッパ。

アメリカも、ドイツ方式を取り入れているのは確かなのですが、

いろ~んな意味でローカライズ(アメリカナイズ)されています。

その手法がなかなか斬新だったりして・・・

面白いネタは、ちゃんと咀嚼して出したいので時間がかかりますm(_ _)m

まず、結構気に入った換気装置の話を。

名称なんかは全く覚えていないのですが、斬新な熱交換器換気扇がありました。

特徴としては、いくつかのセンサーが装備されている事。

それは、CO2センサー、VOCセンサー、温度センサーの3つ。

これ何かというと、

CO2=呼吸による空気の汚れ

VOC=ホルムアルデヒドを始めとする、家具や建築資材から放散される有害な物質

この2つが設定値内であれば、換気を止めてしまうのです。

いくら換気システムの熱交換率が良くても、「換気をする=熱を捨てる」訳なので、

これは合理的。

もちろん、止めると言ってもモーターを停止させるのではなく、

外気の取り入れを止める。つまり内部循環モードにするのです。

温度センサーもついているので、内部循環モードでも室温が下がれば加熱してくれます。

外気取り入れモードでも同様。

非常に賢いシステムです。

いくつかの懸案事項さえクリアできれば、日本でも使えそうな気がします。

ただ、「24時間換気を止めて良いのか」とお役所さんに怒られそうですが・・・

 

何故、日本にないのかなぁ、と思って調べてみたら、近しい物を見つけました。

新コスモス電機の、CO2とVOCセンサーを装備した換気扇コントローラーです。

空気が綺麗だと換気扇を止める機械です。

これを住宅の換気装置に接続すれば、

少なくとも、空気が綺麗なのに、換気が回り続けるという問題は解消できます。

これだけでも良いかも?

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