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2012年11月16日のアーカイブ
断熱改修の現場
- 2012年11月16日 11:55 PM
- 「かし住まい」を街中に
断熱改修の現場を見学に行きました。
断熱改修?
聞き慣れない言葉だと思いますが、
マンションの大規模改修の一手法です。
マンションは30年前後で、外壁を中心にした改修工事を行います。
その時、外側に断熱材を貼り付けちゃえ。
という訳です。
壁が飛び出てくるので、困るのは開口部(窓や扉)です。
どうするかというと「カバー工法」という形で始末をします。
開口部は、枠と扉に分解出来ます。
枠は本体に取り付いているので、外すのは非常に困難。
そこで枠を外さないで、その上から付け枠を被せます。
窓のサイズは一回り小さくなりますが、
ペアガラスのサッシが取り付けられるので、性能が格段に上がります。
違和感なく、仕上がっています。
壁は40mm、小口は20mmの断熱材を貼っているそうです。
断熱材は、CACICOでも使用している材料でした。
室内側の断熱補強が必要な所までで止めています。
配管を脱着してまで施工する意味がありません。良い見切りです。
屋上も断熱補強していました。
排水を生かすために、手前で断熱を止めています。
もうすぐ施工完了の物件なのですが、
居住者の感想としてすでに「暖房器具を使わなくなった」という意見がでているようです。
これから本格的に寒くなるので、ビフォア・アフター的な意見が聞きたいモノです。
コスト的な事も教えてくれましたが、想像以上にリーズナブルでした。
コンクリートの中性化を抑えてくれる。という利点もあるので、
マンションの改修には、もってこいです。
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