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2012年11月のアーカイブ

タイベックの新商品

久しぶりに、タイベックの本国ホームページを見ました。

で、面白い新商品が! ・・・アメリカでのお話です。

私のつたない言語能力では、理解できない事も多いのですが、

Tyvek® Fluid Applied WB System

タイベックの塗布防水システムという感じですね。

CACICOの塗り防水に近い商品ではないかと推測します。

現状では木造ではなく、コンクリートやブロック造りに対して行うようです。

当然ながら、この後断熱材を貼り付けて外断熱施工します。

さて、ハウスラップも新商品が出ていました。

CommercialWrap  なるものが。

コマーシャル、つまり商業用らしく、一般のタイベックと何が違うかというと、引き裂き強度と耐紫外線性能を強化しています。

なにか、どこかの商品に対抗しているのではと邪推してしまいます。

UV暴露に関しては、270日間大丈夫と大々的に・・・

タイベックは、長期間太陽光にさらすと良くない事は知っていましたが、数字を見るのは初めて。

大型物件は工期も長いからなのでしょうが、標準品は何日大丈夫なのでしょう。

調べてみましたが分かりませんでした。

また、推奨施工はラップキャップタイプのスティープルのみに変更されていました。

以前、スティンガーCH-38というエントリーでお話をした、キャップ付きの固定方法です。

現在タイベックの工法は、すべてキャップ式にかわっており、電動か手動かの選択のみです。

翻って、日本のタイベックホームページには、なぜかその手の記載はありません。

現場も当然・・・

いわゆるダブルスタンダードと言うやつですね。

お店の顔

西建住宅さんの現場です。

よやうく仕上げ塗り、しかも店舗のフロント部分への挑戦です。

二人が下地、一人が仕上げパターンを付けていく手法はそのままです。

今日は、天気が良く直射日光も当たっていたのですが、外気温の低さが幸いして、

材料の引きが早すぎるという問題点も少なくて済みました。

仕上げ担当は、ここ数回のお客さんとのやりとり(施工に立ち会ってもらっています)で、イメージをほぼ把握。

技術者といようり、絵描きか彫刻士と呼んだ方が良いような芸術家ノリでラフ仕上げを進めて行きます。

イヤホント、外壁というキャンバスに絵を描いているようでした。

長い年月での中で、重ね塗りした奥行き感とラフさ加減。

当然ながら汚れていないため、古びた感は無理ですが

それ以外は、ホントすばらしいレベルです。

写真で再現できないのが、申し訳ないです。

12月には内覧会を行うとのことなので、是非実物を見て欲しいです。

事前準備

西建さんの現場です。

下地もできたので、一気に仕上げを。

と思っていたのですが、仕上げ材の敵がありました。

それは横日です。

何を言ってるか分からないですよね。

横から差し込んでくる光なのですが、これが下地の凸凹を

くっきり表してくれるのです。

で、この写真です。これ落書きではありません。

あるタイミング。この家ならお昼前後に南から差し込む光が映し出すラインがあります。

それが横日。

その不陸を、その時間に確認して、事前に凸凹を減らす魂胆です。

塗り壁である以上、壁の凸凹は発生します。

その凸凹を最低限に減らす作業が、この落書きなのです。

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