- 2015年3月27日 10:17 AM
- デシカ日記
最近のレンジフードには、連動スイッチが仕込まれています。
それは、
レンジとレンジフードの連動です。
火を点けると、換気扇が回る。
そんな仕掛けです。
室内空気の汚れに関しては、非常に良い事だと思っていたのですが、
使っているうちに、いろいろと気になる事が出てきました。
まずは、連動内容の把握から。
①点火→ファン弱運転
②消火→3分後にファンが停止
③コンロの使用条件により、強運転に切り替わる
④点火、消火に合わせて照明がON,OFF
と言うものです。
換気と直接関係ないのですが、まず嫌になったのは④です。
コンロを切っても、料理は続きます。
例えば炒め物であれば、火を止めて装いますよね。
なのに、いきなり照明落とされたのでは嬉しくないです。
せめて、ファンと同じ3分後ならば良いのに・・・
ですが、そのような設定は無かったので、連動自体を解除しました。
照明の消し忘れは発生しますが、勝手に消される事は無くなりました。
さて、ここからが換気の話です。
気になったのは弱から強への自動切り替え頻度。
火力の大小ではなく、コンロの熱センサーと連動しているらしいのですが、
煩雑に強運転になります。
以前、レンジフードの仕事ぶりで書いたのですが、
レンジフードの換気能力は、24時間換気と比べて遙かに強いです。
ブログネタは弱運転でしたが、それでもすごい事に。
実際の能力をまとめると、
24時間換気→2時間で、室内1回分
レンジフードの弱→1時間で、室内1回分
レンジフードの強→1時間で、室内2回分
こんな感じの換気能力差があります。
もちろん同時給排なので、キッチン以外の空気環境にはそれほど影響はないのですが、
逆にキッチンにはすごい影響がでます。
これが強運転になれば、もうすごい勢いで外気が流入します。
天ぷら上げているのであれば必要でしょうが、
プログラムが安全側に振っているらしく、過剰に強運転に切り替わります。
なのでこの切り替えもストップする事にしました。
結局、①と②だけを生かして使っています。
と言うか、この設定だけは解除する事が出来ない仕様でした。
止めるには、赤外線センサーの受光部を物理的に遮るしかないようです。
センサーの話に戻りますが、このプログラムは料理の種類判別は出来ません。
(当然ですね)
なので、単にお湯を沸かすだけでも作動します。
冬場は、「湯沸かし=室内の加湿」というプラス面もあるのですが、
レンジフードが稼働すると加湿どころか除湿になってしまい、ちょっと勿体ない気がします。
でもまぁ、点け忘れと消し忘れを秤にかけると、点け忘れの方が問題ではあります。
室内に油煙が廻ってしまうと回収が大変。
不要な時に、手動でOFFにするのが「正解」だと考えています。
- 新しい: 遮光の季節がやって来る
- 古い: フィルター交換しました