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レンジとレンジフードの連動

最近のレンジフードには、連動スイッチが仕込まれています。

それは、

レンジとレンジフードの連動です。

火を点けると、換気扇が回る。

そんな仕掛けです。

室内空気の汚れに関しては、非常に良い事だと思っていたのですが、

使っているうちに、いろいろと気になる事が出てきました。

まずは、連動内容の把握から。

①点火→ファン弱運転

②消火→3分後にファンが停止

③コンロの使用条件により、強運転に切り替わる

④点火、消火に合わせて照明がON,OFF

と言うものです。

 

換気と直接関係ないのですが、まず嫌になったのは④です。

コンロを切っても、料理は続きます。

例えば炒め物であれば、火を止めて装いますよね。

なのに、いきなり照明落とされたのでは嬉しくないです。

せめて、ファンと同じ3分後ならば良いのに・・・

ですが、そのような設定は無かったので、連動自体を解除しました。

照明の消し忘れは発生しますが、勝手に消される事は無くなりました。

 

さて、ここからが換気の話です。

気になったのは弱から強への自動切り替え頻度。

火力の大小ではなく、コンロの熱センサーと連動しているらしいのですが、

煩雑に強運転になります。

以前、レンジフードの仕事ぶりで書いたのですが、

レンジフードの換気能力は、24時間換気と比べて遙かに強いです。

ブログネタは弱運転でしたが、それでもすごい事に。

実際の能力をまとめると、

24時間換気→2時間で、室内1回分

レンジフードの弱→1時間で、室内1回分

レンジフードの強→1時間で、室内2回分

こんな感じの換気能力差があります。

もちろん同時給排なので、キッチン以外の空気環境にはそれほど影響はないのですが、

逆にキッチンにはすごい影響がでます。

これが強運転になれば、もうすごい勢いで外気が流入します。

天ぷら上げているのであれば必要でしょうが、

プログラムが安全側に振っているらしく、過剰に強運転に切り替わります。

なのでこの切り替えもストップする事にしました。

結局、①と②だけを生かして使っています。

と言うか、この設定だけは解除する事が出来ない仕様でした。

止めるには、赤外線センサーの受光部を物理的に遮るしかないようです。

センサーの話に戻りますが、このプログラムは料理の種類判別は出来ません。

(当然ですね)

なので、単にお湯を沸かすだけでも作動します。

冬場は、「湯沸かし=室内の加湿」というプラス面もあるのですが、

レンジフードが稼働すると加湿どころか除湿になってしまい、ちょっと勿体ない気がします。

でもまぁ、点け忘れと消し忘れを秤にかけると、点け忘れの方が問題ではあります。

室内に油煙が廻ってしまうと回収が大変。

不要な時に、手動でOFFにするのが「正解」だと考えています。

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