- 2015年2月27日 1:08 PM
- デシカ日記
「レンジフードには排気扇と換気扇がある」で触れた
24時間換気の風量ですが、30坪に4人家族という仮条件から算出されます。
すごいのは、そこからの展開です。
「2時間に1回」と決めたら、それが「正」。
後は家の広さ(体積)に合わせて、換気量を決めるという荒技。
なので
30坪の家に住む場合は、
1人暮らしでも、多人数でも同じ換気量。
逆に坪数が増えたら、換気量は比例して増やします。
家族数は完全に無視です。
しかも、家に人が居ても、居なくても回します。
換気する事による「マイナス」が無ければ良いのでしょうが、
現実としては、「室内の温度を損なう」という、とても大きなマイナスがあります。
どんなに熱交換率が高くても、ロスは無くなりません。
もちろん電気料金も、それだけかかりますしね。
普通に考えたら、
CO2センサーや、ホルムアルデヒドセンサー等を付けて、間欠運転させるべきです。
写真の通り、普通に市販されていますので技術的な問題は無いはず。
ですが国の指導なのか、メーカーが考えていないのかは知りませんが、
そのような仕掛け(間欠運転)を持った機械は見たことがありません。
熱交換率の高さを競うのも大切ですが、
間欠運転と組み合わせると、もっと快適な空間ができます。
換気メーカーさん、いかがですか。
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