- 2015年2月22日 3:00 AM
- デシカ日記
ビフォーアフターの写真をご覧ください。
レンジフード稼働前
レンジフード稼働後
写真の角度が変わっていて、ごめんなさい。
湿度が大きく変わっているのがお分かり頂けるでしょうか。
50%ぐらいあったのが、38%に落ちています。
この湿度計は、キッチンのバックセット上に設置されています。
対面にあるのは、同時給排型レンジフード。
排気に伴って、外気が流入した結果です。
この2枚の写真から分かることは、レンジフード使用時における、外気流入の凄さですね。
体感的には冷気も入っていましたが、温度計には反映されていません。
北海道等の極寒地では、室内循環型レンジフードも選択肢らしいです。
CACICOで把握しているのでは、富士工業製があります。
富士工業は一般的な知名度はありませんが、キッチンメーカーのレンジフードは、ほぼこちらのOEMなので、
レンジフードのトップメーカーと言って良いかと思います。
寒い地域では、室内に寒気が入ってくる問題もさることながら、排気経路側も外部ガラリでの凍結等の問題があり、
循環型は需要があるそうです。
ですが、Ⅳ地域であるうどん県では、フィルタのメンテナンスを考えるだけで嫌になります。
さて今回の実験(?)で感じたことがもう一つあります。
最後の写真は、レンジフードを停止した30分後です。
温度と湿度の拡散の違いが分かって面白いです。
外気が流入したので、湿度はリアルタイムに変わっていますが、
温度は(たぶん)温湿度度計のケースに遮られて、ほぼ変化していません。
湿度の移動スピードは早くて、障害物を苦にしないが、瞬間的に均一になる訳でも無い。
一方温度はその逆で、障害物に影響されて、ムラが大きく発生します。
いろいろと考えさせられました。