- 2013年3月20日 11:55 PM
- 「かし住まい」を街中に
フロント部分
というのは、とても大事です。
と言うことで、どのようなコテパターンが良いか検討しました。
「押(おさ)え」と呼ばれる、お城の外壁のように平滑面にする仕上げであれば、気にしないのですが、
CACICOの仕上げ材は、「押え」ができない材料です。
ですので、何らかのパターンがつきます。
個人的には「塗り放し」というランダムなコテムラが好きなのですが、
これはこれで難しい。
なぜなら、
①コテパターンは、人間の手の可動範囲でしかパターンがつかないから。
例えば、身長170㎝の人が左右に手を動かすと、170㎝幅のコテ跡が付きます。
それを上下→移動→上下→移動
と進めていくと、横方向としては、170㎝おきという規則正しい継ぎ手ができてしまうのです。
しかも、それを複数名ですると、幅の異なった規則正しい(?)縦ラインが現れます。
しかも、「塗り放し」とお願いすると、
②個人としてはランダムであっても、人による個性がでます。
よ~く見ると、あぁ違う人が塗ってるなぁ。と分かる訳です。
狭い範囲であれば一人で施工しても良いのですが、それではなかなか進まない。
そこで考えたのは、
コテの動かし方。
左官さんのコテの動きを見ていると、最後はカーブを描きます。
極端な場合は、半円な感じで動いたり。
このカーブの動きが、ある意味「個性」です。
ですので、
A コテを水平のみに動かしてもらう。
B コテの壁に当たる角度を統一してもらう(仕上げ面がフラットか荒れるかの差)
という条件をつけた上で
C 縦方向の継ぎ目が一直線に通らないように、
ランダムにお願いしました。
つまり、170㎝のスパンで統一しない塗り方です。
少し時間はかかりますが、170㎝いったり、90㎝で止めたりして、継ぎ目をぼやかす訳です。
まずは天井からスタートして、最後にフロントの壁を塗ります。
コテがアールに動かないため、継ぎ目も目立ちません。
塗りの自然な感じがでて、なかなか良い仕上がりだと思います。
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