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塗り壁の仕上げ方

フロント部分

というのは、とても大事です。

と言うことで、どのようなコテパターンが良いか検討しました。

「押(おさ)え」と呼ばれる、お城の外壁のように平滑面にする仕上げであれば、気にしないのですが、

CACICOの仕上げ材は、「押え」ができない材料です。

ですので、何らかのパターンがつきます。

個人的には「塗り放し」というランダムなコテムラが好きなのですが、

これはこれで難しい。

なぜなら、

①コテパターンは、人間の手の可動範囲でしかパターンがつかないから。

例えば、身長170㎝の人が左右に手を動かすと、170㎝幅のコテ跡が付きます。

それを上下→移動→上下→移動

と進めていくと、横方向としては、170㎝おきという規則正しい継ぎ手ができてしまうのです。

しかも、それを複数名ですると、幅の異なった規則正しい(?)縦ラインが現れます。

しかも、「塗り放し」とお願いすると、

②個人としてはランダムであっても、人による個性がでます。

よ~く見ると、あぁ違う人が塗ってるなぁ。と分かる訳です。

狭い範囲であれば一人で施工しても良いのですが、それではなかなか進まない。

そこで考えたのは、

コテの動かし方。

左官さんのコテの動きを見ていると、最後はカーブを描きます。

極端な場合は、半円な感じで動いたり。

このカーブの動きが、ある意味「個性」です。

ですので、

A コテを水平のみに動かしてもらう。

B コテの壁に当たる角度を統一してもらう(仕上げ面がフラットか荒れるかの差)

という条件をつけた上で

C 縦方向の継ぎ目が一直線に通らないように、

ランダムにお願いしました。

つまり、170㎝のスパンで統一しない塗り方です。

少し時間はかかりますが、170㎝いったり、90㎝で止めたりして、継ぎ目をぼやかす訳です。

まずは天井からスタートして、最後にフロントの壁を塗ります。

コテがアールに動かないため、継ぎ目も目立ちません。

塗りの自然な感じがでて、なかなか良い仕上がりだと思います。

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