- 2018年5月3日 12:19 PM
- デシカ日記
ふと気づくと、半年近くブログを更新していません。
今までブログを中断したことは多々ありましたが、確実に中断の最長記録を達成してしまいました。
さて、何事も無かったかのように再開したいと思います。
今回はデシカネタから。
今年は弊宅のデシカに改良を加えました。
と言っても本体を改造した訳ではありません。給気側に外気清浄機を付けたのです。
詳しくはリンクを見て欲しいのですが、電子式集塵フィルターなのですね。
換気システムの給気側には、汚れ防止のフィルターが装備されています。
デシカで言えば、大きなゴミや虫を捕るプレフィルターと、エアフィルターが取り付くのですが、
このエアフィルターには選択肢が3つあります。
標準、高性能、PM2.5対応種類があります。ざっくり性能としては、
標準 → 大きめの粉塵なら捕れるよ
高性能 → 花粉にも強いよ
PM2.5対応 → PM2.5も捕れるよ
という感じでしょうか。
で、標準品は洗って再利用できますが、高性能とPM2.5対応は半年ぐらいで使い捨て。
なので良いフィルターを使う場合は、ランニングコストも馬鹿になりません。
しかも能力が高ければ高いほど、目詰まりがし易い。というのがこの手のフィルターの宿命です。
結果、
高性能フィルターを付けてメンテナンスを怠ると、給気量不足に陥りやすく、
かといって、標準フィルターでは綺麗な空気環境が手に入らない。
と言うジレンマに陥ります。
それをまるっと解決出来るのが、今回導入した電子集塵式フィルターです。
理屈をメーカーの文章から抜粋します。
金属の極板を数ミリ間隔で積み重ねた構造で、その間に高電圧をかけて粉塵を吸い取っていますので、洗浄して何回も使え、さらにファンの駆動エネルギーも小さく、省資源・省エネルギーです。
ポイントは、金属板の隙間が数ミリもある所。
「微細な埃」にしてみれば、これはすごく大きな空間ですから、目詰まりは起こらない。
電圧をかけて引き付ける方式だから出来る大きな隙間なんですね。
結果としてメンテナンスも、年に1回洗浄するだけ。なので電気代以外のランニングコストが不要。
それでいて、高性能な上に、給気量の低下や機械の汚れ等も防止できる。
宣伝文句を信じるならば、これは後付けでも導入する価値があります。
なので実験です。
本体はこんな感じ。
でもって、これをデシカの給気ラインに挟み込みます。
無理矢理ですが、なんとか収まりました。
さて、正しく動作しているかどうかを確認する為に、デシカのフィルターも取り替えています。
2ヶ月ほど経ったフィルターはこんな感じ。
普通なら結構黒ずんでいるハズですが、全く汚れがなく、取り付けた当時のまま。
丁度、花粉の時期でもあったのですが、(家族の)体感的にも効果があった気がします。
(厳密には比較する事が出来ない為、感想レベル)
今までもPM2.5対応フィルターを使っていたのですが、一般的なフィルターは、使用状況(期間)によって給気量だけではなく、捕集率自体も変わる気がしますね。
換気システムの問題点が、一つ無くなりました。
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