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衣類乾燥機を考える ガス熱源の場合2

前回、衣類ガス乾燥機の類似器機として、ガスレンジを上げましたが、

実はもっと似た器機があります。

それは、薪ストーブです。(ペレットストーブでも一緒)

①建物内で、燃焼させる。

②排気は標準装備。 

③給気は建物側の担当

と、構成が同じなのですね。

②に関してもう少し

衣類ガス乾燥機は排湿筒、薪ストーブは煙突と呼んでいますが、まぁ同じモノです。

なので、衣類ガス乾燥機は、薪ストーブの導入手法が使えます。

排気は排熱を利用した自然排気。ここがレンジフードの機械排気とは違うところ。

機械排気だと1時間辺りの風量もハッキリしますが、

自然排気だとすれば、メーカーも数値化できないかも知れません。

実際に尋ねたところ、消防庁からの指針はあるものの、メーカーとして公表できる数値は無いとの事。

ですが、現実問題としては正確な数値は必要ありません。

それは、薪ストーブの排熱温度と衣類乾燥機の排熱温度を比べれば一目瞭然。

衣類乾燥機の排熱は、薪ストーブよりずっと低温なので、

熱に頼る排気方式の場合、風量もずっと少ない。

ですから

一種換気の家 → 連動給気シャッターを一つ

三種換気の家 → 衣類乾燥機用に、集中換気の排気口を一つ追加

で良いと考えます。

一種換気と三種換気を分けたのは、室内の空気状況が違うからです。

一種換気は、給気量と排気量をファンで同等にしている状態。

その空間に新たな排気を持ち込むと、当然ながらバランスが崩れるので、それに対応できる給気口が必須。

一方、三種換気は、機械排気と自然給気の組み合わせなので、室内は少し負圧状態。

そこに新たな排気を持ち込んでも、一種換気ほどにバランスが崩れることはありません。

ですから、そのままでも問題は少ないかも知れませんが、

衣類乾燥機の近くに自然給気口を1個設けるのがベターだと思うのです。

注) 一種換気の場合は、衣類乾燥機と連動した専用の給気シャッター。

   三種換気の場合は、住宅本体の自然給気口を一個増やすだけで良い。

すいません、もの凄く業界の内輪話ですね。

結論的に言うと、

衣類ガス乾燥機は、排気だけをする機械なのです。

つまり、単独の局所換気扇を一つ付けるようなモノなんですね。

で、この機械、うまく排気させてあげないと、空気環境が悪くなる可能性があります。

その責任は衣類乾燥機のメーカーではなく、取り付ける側&使用者にある。

と言うお話でした。

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